【2024年の北海道旅を終えて】ソーラーパネルを480w(2023年)から1,350w(2024年)に載せ替えたことによる実際の効果や体験を少しご紹介

キャンピングカーのこと

2023年の北海道旅と2024年の北海道旅との一番の違いは、480wのソーラーパネルを1,350wに載せ替えて行ったこと。

ソーラーパネルを載せ替えることになった理由は、2023年の北海道旅において

・エアコン(冷房)使用によるサブバッテリーの残量不足が発生
・悪天候が続いたことによるサブバッテリーの残量不足が発生

したことにより、走行充電によるサブバッテリーの残量回復のため「充電の旅」を行う必要があったためです。


この「充電の旅」を行うことでサブバッテリーの残量を回復させることはできるのですが、そのためには実際に走行する必要があり、「燃料の消費」「時間の消費」「体力の消費」という無駄が発生。

一番は「燃料の消費」で、電気をお金で買っていることと同じになります。


2024年はこの状況を解消したくてソーラーパネルの載せ替えを行いました。

ソーラーパネル載せ替えで行った作業内容と購入したパーツを紹介

作業内容は、480wのソーラーパネルを全て下ろし、新しく450wのソーラーパネルを3枚搭載。


購入したソーラーパネルはこちら。

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ソーラーチャージャーは「Renogy Rover 40A」から「Renogy Rover 60A」に変更。

取り替えたソーラーチャージャーはこちら

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変更した理由は、「Renogy Rover 40A」だと最大入力電力が24vシステムは1,040wまでだからです。

因みに12vシステムだと520wまでとなります。


今回はソーラーパネル(最大入力電力)を1,350wまで増やすので「Renogy Rover 40A」では対応できないため「Renogy Rover 60A」に変更しました。

因みに12vシステムだと800wまでとなります。

ソーラーパネル増加後の発電状況

ソーラーパネル増加の作業は今年の2月に完了していたので、その後のキャンピングカー旅での発電状況は確認していたのですが、3月26日に2,000w超えの充電(ソーラー充電+走行充電)を記録したときには正直ビックリしました。

その時のブログはこちら。(スクリーンショットあり)

他にも山口県や熊本県の無料キャンプ場でソーラー発電のみでの数日滞在なども実施。

ソーラーパネルが480wのときと比較すると、充電速度や安心感が全く違うことを体感できました。

2024年の北海道旅で気付いた2023年の北海道旅との大きな違い

2023年と2024年の北海道旅での違いはソーラーパネルの量だけで、サブバッテリーは「24v 300Ah」、走行充電は「24v 30A」と変更はありません。

あと、冷蔵庫を80Lから110Lに変更したので、若干消費電力が増えました。


今年の北海道旅で一番長く滞在したのは「稚内森林公園キャンプ場」で21連泊。


エンジンをかけたのは、キャンプ場内の草刈り時に少し移動したときと、ハーフゼロさんが試乗したいということで3kmほど走行したときだけ。

あとは一切エンジンをかけることはなく、ほぼ21連泊をソーラー発電だけで過ごしました。


滞在時は10日ほど連続で天気の悪い日が続き、我が家のキャンピングカーはサブバッテリーの残量が50%まで下がりました。

結果的に「充電の旅」に出ることは無く、そのとき私は発電と消費の状況を注視。


まず、日中の消費電力については、常に冷蔵庫が稼働しているのと照明やテレビ、PCなどをたまに使用する感じで常時50〜150wほどの電気を消費。

昨年の480wのソーラーパネルだと、天気が曇りや雨になると完全に電気を消費するだけだったのに対し、今年はソーラーパネルを1,350wに増やしてきたことで、数十wから百数十wほどを充電するように。

曇りや雨の場合でも、雲が薄くなると200〜300wほど充電してくれ、日中は去年のように電気を消費するだけではなく、トントンもしくはわずかでも充電してくれてサブバッテリーの残量が増加することに。


夕方から朝方にかけては完全に消費のみになるので、去年も今年も同じ。

しかし、日中の消費のみ(2023年)かトントンもしくはわずかでも充電(2024年)というところが大きな違いで、今年はサブバッテリー残量の減り方が去年よりも緩やかになり、結果的に「充電の旅」に出ることはありませんでした。


他にも、「稚内森林公園キャンプ場」を出発して内陸に入ってきたときに、日中暑くてエアコン(冷房)をつけることがあったのですが、日が差しているとエアコン(冷房)を使用していてもサブバッテリーが充電されるほどのソーラー発電。

エアコンを使用する前にサブバテリーが満充電になっているときは、満充電のままエアコン(冷房)が動いている状況でした。


ただ今年は昨年よりも暑い日が少なかったようで、エアコン(冷房)を使う日数は少なかったような気がします。

これだけの装備を整えても、状況によっては「充電の旅」が必要になることも

キャンピングカーの滞在型旅でサブバッテリーを減らし続ける一番の原因は悪天候が続いたときです。

天気が悪い上にエアコン(冷房)を使用しないといけない状況が続けば、確実に数日でアウトになり「充電の旅」に出ることになるでしょう。


もっと大容量のサブバッテリーを搭載しておけば、その分滞在日数を伸ばすこともできますが今は現状で十分です。

それは、絶対に「充電の旅」をしないというわけではなく、できるだけやりたくないということだからです。


北海道旅中は常に道内の週間天気予報を確認しており、滞在場所の天気が思わしくない日が続きそうなときは少しでも天気がいい場所へ移動します。

そうすることで単なる「充電の旅」ではなく、移動による充電となります。


但し、8月の「稚内森林公園キャンプ場」だけは、お盆過ぎまで滞在することを決めているので、ここを乗り切れば「充電の旅」をすることはほぼ無いでしょう。

まとめ

2024年の北海道旅を終え、自分なりに最高のキャンピングカーが完成したと思っています。

キャンピングカー旅のスタイルは人それぞれ違いますが、私のような旅のスタイルは特殊な部類。


ただ、最近キャンピングカー旅をしている方と話していると、私のようなキャンプ場を利用した「滞在型の旅」をしたいという声をよく聞きます。

そのときに私がお話させていただくのは、

・ソーラーパネルは載せれるだけ載せましょう
・大容量の走行充電を搭載しましょう
・サブバッテリーはリン酸鉄リチウム(Lifepo4)で12vは400Ah以上(できれば600Ah)、24vは200Ah以上(できれば300Ah)を搭載しましょう

ということ。


更に細かいことを言えば、冷蔵庫は家庭用(100v)の2ドアタイプがおすすめ。

ビルダー製キャンピングカーは冷蔵庫が小さく、別にもう一台冷凍庫としてポータブル冷蔵庫を搭載している方が結構いらっしいます。

そうなると、消費電力が大きくなりサブバッテリーの残量を早く減らすことになります。


最近はビルダー製のキャンピングカー(ハイエース)にも家庭用冷蔵庫を搭載し始めているほど。

DIYでキャンピングカーを製作される方は、価格も安く動作音も静かな家庭用冷蔵庫(2ドアタイプ)の搭載がおすすめです。


他にもたくさんお話したいことがあるのですが、あとはお会いしたときにでも。

それではまた(^_^)/


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