キャンピングカーのソーラーパネルで冷房は使える?1,350Wで確認した発電量と消費電力

1,350Wのソーラーパネルでキャンピングカーの冷房を使った実測記録 なかじの日常
稚内に21泊してわかったこと

こんにちは。

おでかけ部のなかじです。

この日は、1,350Wのソーラーパネルを搭載した我が家のキャンピングカーで、晴れた日の日中に冷房を使いました。

結果からお伝えすると、13時半ごろから16時半ごろまでは、冷房と冷蔵庫などの消費をソーラー発電でほぼ補い、サブバッテリーは満充電のままでした。

ただ、16時50分ごろになるとソーラーだけでは追いつかなくなっています。

「1,350W載せれば、いつでも冷房が使い放題」ということではありません。

天候や時刻、車の大きさ、冷房する範囲でも結果は変わりますが、我が家の条件で実際に確認できた発電量と消費の変化を、その日の流れに沿って紹介します。

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朝は網戸とマックスファンで過ごせました

今朝は8時過ぎからベッドに横になったままSNSのチェックをしていたら、相方から電話が。

近況報告などで2時間ほど話してました^^;

なので10時過ぎから活動開始!

コーヒーを淹れて、トーストで少し遅い朝ご飯。

外はすでに日が照っていて気温も上がってきていましたが、まだ網戸+マックスファンで気持ちいい♪

コーヒーを飲みながら車内でYouTube鑑賞です。

昼前に満充電、車内が28℃近くなり冷房をON

お昼前には、サブバッテリーはすでに満充電。

お昼を過ぎると車内温度も28℃近くになってきたので、冷房をON!

冷房の設定温度は、おそらく誰も使わないであろう「31℃」^^;

キャンピングカーの冷房を31℃に設定した操作画面

それでも、冷房がある空間の温度は25.5℃になりました。

13時半|363Wのソーラー充電でバッテリーは満充電

13時半ぐらいになると、太陽は高い位置にあります。

我が家のキャンピングカーは、屋根に載せたソーラーパネルが日よけのような役目もしており、エントランスからキッチンあたりの温度はまだ25℃ほどでした。

こんな感じで、ソーラーパネルによって屋根が日陰になっています(^_^)v

1,350Wのソーラーパネルで日陰になったキャンピングカーの屋根

ただ、後方の冷房がある空間は、屋根の3分の1ほどにソーラーパネルがない部分があります。

このときはキッチンとの間のカーテンも全開にしていたため、後方は早めに温度が上がったようです。

キャンピングカー後方の冷房を使用する居住空間
キッチンとの間のカーテンを開けたキャンピングカー車内

肝心のサブバッテリーは満充電で、モニターのバッテリー側は0W表示。

13時半ごろに満充電と0Wを示したサブバッテリーモニター

ソーラー充電は363Wほどでした。

13時半ごろに363Wを示したソーラー充電画面

ここでいう0Wは、冷房や冷蔵庫が電気を使っていないという意味ではありません。

ソーラーで発電した電気が車内の消費をほぼ補い、サブバッテリーから持ち出していない状態です。

車内が一度冷えると、冷房はコンプレッサーが動いているときで300W台ほど。コンプレッサーが止まると、冷房の消費表示は0Wになります。

この日のこの時間帯は、ソーラー充電が冷房と冷蔵庫などの消費に追いついていました。

なお、ソーラーパネルの合計は1,350Wですが、これはパネルの公称出力の合計です。

満充電のときに表示されていた363Wは、そのとき車内で必要だった電力に近い数値であり、1,350Wのパネルが出せる最大発電量を示したものではありません。

カーテンで冷やす範囲を狭めると消費電力が下がりました

我が家のキャンピングカーはマイクロバスサイズなので、車内全体を冷やそうとすると冷房の負担が大きくなります。

後方の居住空間とキッチンの間にあるカーテンを開けていると、冷房の消費電力は400Wを超えていました。

そこで、カーテンを閉めて冷やす空間を狭くします。

冷房する範囲を狭めるために閉めた車内カーテン

カーテンを閉めると、冷房がある空間の温度がスーッと下がり、消費電力もグッと下がりました。

ソーラーパネルを何W載せるかだけでなく、車の大きさや断熱、どこまでの空間を冷やすかでも必要な電力は変わります。

我が家の場合は、このカーテンで冷房する範囲を絞ることが大きな違いになりました。

15時40分|キッチンは33℃、冷房空間は約25℃

15時40分ぐらいになると、冷房の範囲から外したキッチンあたりは33℃ほどになっていました。

15時40分ごろに33℃を示したキッチン付近の温度計

一方、カーテンの向こうにある冷房空間は、相変わらず25℃ほどで快適です♪

サブバッテリーは満充電のままで、バッテリー側は0W表示。

15時40分ごろに満充電と0Wを示したサブバッテリーモニター

ソーラー充電は400Wほどでした。

15時40分ごろに約400Wを示したソーラー充電画面

冷房と冷蔵庫などで使っている分を、ソーラーで補っている状態です。

16時半|370Wの充電で満充電を維持

16時半ぐらいでも、サブバッテリーは満充電のままで、バッテリー側は0W表示でした。

16時半ごろに満充電と0Wを示したサブバッテリーモニター

ソーラー充電は370Wほど。

16時半ごろに約370Wを示したソーラー充電画面

この時間帯まで、ソーラー発電だけで冷房と冷蔵庫などの消費をほぼ補えたのは、1,350Wのソーラーパネルを載せている効果だと感じました^^

480Wから1,350Wへ増やした理由や、2024年の北海道旅で実際に感じた違いは、次の記事にまとめています。

ソーラーパネルを480Wから1,350Wへ載せ替えた実際の効果

キャンピングカーにソーラーパネルは必要?480Wから1,350Wへ増やして分かった効果
キャンピングカーのソーラーパネルを480Wから1,350Wへ増やした結果、長期滞在中の電気はどう変わったのか。2023年に3回経験した「充電の旅」、2024年の稚内21連泊、晴天・曇天時の発電量、冷房使用時の実測をもとに紹介します。
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16時50分|ソーラーだけでは追いつかなくなりました

16時50分近くになると、ソーラー発電だけでは冷房などの消費へ追いつかなくなってきました。

16時50分ごろに約36Wの持ち出しを示したサブバッテリーモニター

それでも、この時点でサブバッテリーからの持ち出しは36Wほどです。

ソーラー側は、まだ300W少し発電していました。

16時50分ごろも300Wを超えていたソーラー充電画面

外気温も下がってきたので、ここで冷房停止。

網戸+マックスファンに変更です^^

17時40分以降も少しずつ発電

冷房を止めたあとも、17時40分のソーラー充電は156Wでした。

17時40分ごろに156Wを示したソーラー充電画面

18時20分でも、ソーラー充電は26W。

18時20分ごろに26Wを示したソーラー充電画面

外はこんな感じです。

18時20分ごろのキャンピングカー外の空

ソーラーパネルを多く搭載すると、晴れた昼の最大発電量が大きくなるだけではありません。

朝の早い時間から夕方まで、少ない日射でも発電が続く時間が長くなることも、実際に使って感じたメリットです。

晴れた日の発電量とバッテリー表示を時系列で確認

この日に確認した数値を、時間順にまとめると次のようになります。

時刻車内と冷房の状況ソーラー充電表示バッテリー側の表示確認できたこと
13時半ごろ冷房設定31℃、冷房空間25.5℃、キッチン付近約25℃約363W満充電・0Wソーラーが冷房と冷蔵庫などの消費をほぼ補っていた
15時40分ごろキッチン付近約33℃、冷房空間約25℃約400W満充電・0W冷房空間を区切った状態では満充電を維持していた
16時半ごろ冷房を継続約370W満充電・0Wこの時間まではソーラーで消費をほぼ補っていた
16時50分ごろ冷房を継続300W少し約36Wの持ち出しソーラーだけでは消費へ追いつかなくなった
17時40分ごろ冷房停止、網戸+マックスファン約156W記録なし冷房を止めたあとも発電していた
18時20分ごろ夕方約26W記録なし日が低くなってもわずかに発電していた

表の数値は、この日に撮影した各画面で確認できる記録です。

季節、天候、駐車方向、影、パネル温度、サブバッテリー残量などで発電量は変わるため、毎日同じ結果になるわけではありません。

1,350Wでも「いつでも冷房が使い放題」ではありません

この日は晴れており、13時半から16時半ごろまでは、ソーラーで冷房と冷蔵庫などの消費をほぼ補えました。

しかし、16時50分ごろには発電だけでは追いつかなくなっています。

曇りや雨の日、日陰へ駐車したとき、外気温がもっと高い日、夜間まで冷房を使う場合は、サブバッテリーの電気を使うことになります。

また、同じパネル容量でも、車体サイズ、断熱、冷房の能力と設定温度、冷やす範囲、冷蔵庫など他の機器の消費によって結果は変わります。

なので、「冷房を使うならソーラーパネルは何Wあれば足りる」と、パネル容量だけで決めることはできません。

我が家のサブバッテリー容量と走行充電を変更してきた経緯は、次の記事で紹介しています。

キャンピングカーのサブバッテリー容量と走行充電|12V 600Ahから24V 300Ahへ変更した記録

キャンピングカーのサブバッテリー容量と走行充電|12V 600Ahから24V 300Ahへ変更した記録
キャンピングカーのサブバッテリーを12V 600Ahから24V 300Ahへ変更した理由を、2021年の走行不能、2022年の試行錯誤、2023〜2026年の長期旅での実績をもとに紹介。容量、走行充電、12V・24Vの違いを実体験からまとめます。

滞在型の旅では発電量だけでなく発電時間も大切

私のようにキャンプ場などで数日滞在する旅では、ソーラーパネルが発電してくれる時間の長さは大きな違いになります。

走らない日は走行充電ができません。

その間も冷蔵庫などは動き続けるため、昼の強い日差しだけでなく、朝や夕方に少しずつでも発電してくれることがサブバッテリー残量の減り方に影響します。

これからキャンピングカーや車中泊車を自作し、ソーラーパネルとマックスファンの両方を載せる方は、屋根に設置できる面積と機器の位置を最初に確認しておいたほうがいいと思います。

我が家の場合は、キャンプ場での滞在だけでなく、日中に外食や観光をしているとき、温泉でのんびりしている間も充電してくれるソーラーパネルが、とても心強い装備になっています。

それではまた(^_^)/


我が家では1,350Wのソーラーパネルを搭載していますが、必要な発電量とバッテリー容量は、冷房の使い方や滞在日数によって変わります。

今の装備で電気が足りなくなる条件を整理したい方は、「【無料版】キャンピングカー電気不足の確認ガイド」を参考にしてみてください。

【無料版】キャンピングカー電気不足の確認ガイド | 旅スタイル別 キャンピングカー購入ガイド

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