こんにちは、おでかけ部のなかじです!
今回は、我が家のキャンピングカー(平成27年式トヨタコースター)にオートライトユニットを装着したお話です。
同車種にお乗りの方で、オートライトユニットの装着をご検討の方はぜひご覧ください。
オートライトってなに?その便利さを再確認
以前乗っていた日産キューブ(2019年まで所有)にはオートライトが標準装備されており、その便利さは身に染みていました。
薄暗くなったら自動でスモールライトが点灯。メーターパネルのバックライトも同時に点灯するので非常に見やすくなります。
更に、トンネルが続くような道を走行するときも、手動でライトを点けたり消したりする必要がなく、トンネルに入れば自動でライトが点灯しトンネルを出れば自動でライトが消灯。
非常に便利なシステムです。
しかし、キューブの車検が切れて廃車にして、キャンピングカーに乗るようになってからはオートライトのない生活に逆戻り。
通常使用においては全く問題ないのですが、トンネルを走るたびに「やっぱり欲しいなぁ〜」と感じつつも、つい最近まで装着には至らず…。
取り付けを決意したきっかけ
転機が訪れたのは2025年4月。北海道旅仲間の「すみ丸」さんが我が家へソーラーパネルの載せ替えに来たときのこと。
「すみ丸」さんが我が家の庭に滞在している時、何かの修理をしてもらって以降、後付けオートライトが動作しなくなったという相談を受けました。
ソーラーパネル載せ替えを手伝ってもらう西方さんが既存のソーラーパネルの状況を見に来た時に一緒に見てもらった結果、単にヒューズの戻し忘れと判明。
無事にオートライトは動作するようになりました。
それをきっかけに私もキャンピングカーにオートライトを装着したくなり、「すみ丸さんの激推し」もあって、北海道旅出発前にオートライトユニットの装着を決意しました。
自分では難しいのでプロに依頼
今のキャンピングカーの電装関係(サブバッテリーや走行充電、ソーラー充電など)は全て自分で施工したのですが、何もない状態の場所に施工していくことについては意外とできます。
しかし、車内のカバー類の脱着や既存の配線が集まっている箇所での配線探しや接続は苦手。
というわけで、今回はカーエアコン掃除をメイン業務とし、カーナビやドライブレコーダーなどの装着も経験豊富な西方さんに依頼。
無事、5月5日(2025年)に我が家のキャンピングカーにもオートライトユニットが装着完了!
その時のブログはこちら。
購入したユニットはこちら
今回使用したのは、「フジ電機工業 ブルコン(Bullcon)オートライトユニット ライトクルー ALC-110」という製品。
コースター専用品は無く汎用品を使用します。
今回購入した「ALC-110」は12V/24V対応品なので、メインバッテリーが24Vの我が家のコースターにも適応します。

H4/12〜H28/12(B4・B5系)年式のコースターにはこの「ALC-110」が対応しているとのこと。
施工のポイントと配線方法
施工時はハンドル下のカバーを外し、該当する線を探して接続すればOK。
※該当する線を探すためにはテスターが必要となりますので、まずはテスターのご購入から。

取扱説明書には配線パターンがA〜Dまであり、我が家の平成26年式コースターは「配線方法A」でした。

📄 取扱説明書PDF (詳細は公式PDF参照)
配線の接続ポイント(配線方法A)

📄 取扱説明書PDF (詳細は公式PDF参照)
- 白:「サイドブレーキ信号入力線」→ 今回は使用せず
- 赤:「イグニッション電源線」→ キーON(イグニションの位置)で電圧(24V)が出る線へ接続
- 黒:「ボディーアース線」→ ボディーアースに接続(既にアース線がある場合はその箇所に共締め)

📄 取扱説明書PDF (詳細は公式PDF参照)
- 青:「ヘッドライト線」→ キーOFFで24V、キーON(イグニション)で0Vになる線へ接続
- 青/白:「ヘッドライトコントロール線」→ ボディアースに接続
- 黄:「スモールライト線」→ キーOFFで24V、キーON(イグニション)で0Vになる線へ接続
- 黄/白:「スモールライトコントロール線」→ ボディアースに接続
以上で配線は完了です。
動作確認の方法
配線が完了したら、以下の方法にて動作確認をします。
- キーをイグニッションの位置に
- 「受光部」を手で覆って暗くする
- スモールライトとヘッドライトが点灯
- 手を離して数秒後に消灯すればOK!
エンジンOFF時には、全てのライトも自動でOFFになります。
各ユニットの設置場所
設置するユニットは全部で3つありますので、以下の設置しやすい場所へ。
受光部 → ダッシュボードなど明るさを感知しやすい場所

メインユニット → 奥の見えないスペースへ(邪魔にならない場所であればOK)
奥に設置したため写真なし。
スイッチ・感度調整ユニット → 操作しやすい場所へ(座席に座って手が届く場所)


オートライトユニット装着後はこちらのユニットで操作します。
操作の仕方はこちら。

📄 取扱説明書PDF (詳細は公式PDF参照)
ユニット操作と使い勝手
オートライトを使用する場合は、オートライトユニットのスイッチをONにし、既存のライトスイッチはOFFの状態で使用します。
なので、オートライトユニットのスイッチをOFFにすると、これまで通りライトのON&OFFは手動で操作できます。
- オートライトユニットのON/OFFはスイッチで切り替え可能
- 感度調整も簡単
- ハイビームやフォグランプは手動で今まで通り操作できます
オートライトで感じたメリット
普段の運転においては、これまで通りの手動でも特に不便さはありませんが、やはりトンネルが続く道を走行する場合は確実に運転が快適になること間違いなしです。
例えば横風が強い高速道路を走行中、トンネルを出たところで風に煽られることがあります。
同じタイミングでヘッドライトを消灯するためにハンドルから右手を離してしまいヒヤッとした経験が。
しかし、これからはトンネルが続く高速道を走行中もハンドルから手を離す必要が無くなるし、トンネルや夕暮れ時のライトの点け忘れや消し忘れの心配もなくなり、運転がとても快適になります。
まとめ:同型車オーナーさんへのおすすめ
同型のトヨタコースターに乗っている方で「オートライトがあったらいいのに」と思っている方に、今回ご紹介した「フジ電機工業 ブルコン(Bullcon)オートライトユニット ライトクルー ALC-110」はオススメです。
今回装着したオートライトユニットには配線方法のパターンが4パターンあり、そのパターンがわからない状態で該当する線を探すのはかなり面倒でした。
しかし、我が家のコースターと同型であれば「配線方法A」なので該当する線の絞り込みが楽になり、これまでにカーナビやドライブレコーダーなどの装着経験がある方は簡単に装着ができると思います。
私のように誰かに装着を依頼する場合も、今回ご紹介した情報を伝えるだけで短時間で装着が完了すること間違いなしです。
まだオートライトユニットを装着をしていない方は、この機会に装着してみてはいかがでしょうか。
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