【B】走行充電と電源設計の基本|「毎日回る」構成の作り方

この記事で分かること

Bタイプは移動が多い分、電源は“盛るほど正義”に見えます。

見落とされがちですが、電源は「容量」より「回る仕組み」が先です。

  • いくらバッテリーがあっても、充電できなければ減るだけ
  • 充電が強くても、使い方が雑だと結局足りない
  • そして一番の落とし穴は、
    「必要な家電を後から増やして電源がうまく回らなくなる」

結論は1つ。

Bタイプは、まず「1日の電力収支」と「充電の主役」を決めると失敗しにくい。

Bタイプの電源は「毎日回る」前提で考える

Aタイプと違って、Bタイプは移動が多い。

つまり、

  • 走行時間がある(充電チャンスが多い)
  • でも滞在もする(夜に使う)
  • 充電と使用が毎日交互に起きる

だから、電源は“大きい箱”を買うより、“回る仕組み”を作るのが正解です。

まずは「1日の電力収支」をざっくり出す

最初から精密にやると話が複雑になって手が止まりがちなので、ざっくりでOKです。

1)使う側(ざっくり Wh/日)

Bタイプの定番はこのあたり。

  • スマホ充電
  • PC(使う人だけ)
  • 照明
  • 冷蔵庫(ここが大きい)
  • 扇風機/小型送風
  • 小型家電(ケトル等:使うなら注意)

補足

Bタイプで破綻しやすいのは、「冷蔵庫+ケトル+電子レンジ系」を“なんとなく”入れ始めた時です。

瞬間的に大きい消費(W)が出る家電は、バッテリー容量より、

  • インバーター
  • 配線
  • 保護

の方が先に限界が来ます。

2)充電する側(主役を決める)

Bタイプの電源は、基本この3本柱です。

  • 走行充電(移動が多いほど強い)
  • 外部電源(使える場所に行くなら強い)
  • ソーラー(条件が揃えば補助になる)

Bタイプは、まず走行充電を主役にするのが設計しやすいです。

走行充電の基本(Bタイプはここが要)

走行充電は「充電器の種類」で体感が変わる

ざっくり言うと、

  • なんとなく繋ぐだけの充電(弱い)
  • 走行充電専用の充電器(しっかり)

で差が出ます。

チェック項目(購入前/内覧で聞く)

  • 走行充電は何でしているか(具体名)
  • 充電の上限はどうなるか(満充電まで行くか)
  • 走行中以外の充電手段はあるか

※電装・安全・法規は専門家/公式確認が必要

Bタイプの「現実的な最小構成」

まずはこれで回ります。

  • 走行充電を主役
  • サブバッテリー(生活用)
  • インバーター(必要分だけ)
  • 照明・USB・冷蔵庫の配線

ポイントは、「毎日走れば回復する」状態を作ること。

よくある失敗TOP5(Bタイプ)

1)容量だけ増やして、充電が追いつかない

→ 走行充電が弱いと、バッテリーは“重い貯金箱”になります。

2)家電を増やしてインバーターが足りない

→ W(瞬間最大)を見ずに買うと行き詰まりやすいです。

3)冷蔵庫が想定より電気を食う

→ 気温と設定で変わります。夏は特に。

4)ソーラーを過信して足りない

→ 日陰・曇天・角度で発電は落ちます。補助に。

5)配線・保護が甘くてトラブル

→ 焦げ・発熱・誤作動は旅を止めます。
※安全・電装は専門家確認

Bタイプの電源チェックリスト(15個)

※このままコピペ用

  1. 主な充電手段は何か(走行/外部/ソーラー)
  2. 走行充電は専用の充電器か(具体名)
  3. 走行時間で1日分が回復する想定か
  4. 外部電源は使う旅になりそうか
  5. 冷蔵庫は使うか(使うなら優先度上)
  6. 使う家電の“瞬間最大W”を把握しているか
  7. インバーターは必要最小で合っているか
  8. 12Vで済むものは12Vで使う設計か
  9. USB・照明の配線は安全にまとめられるか
  10. 充電状態が見える(残量計など)
  11. 予備の充電手段がある(複線化)
  12. ケトル等の大消費家電は運用ルールがある
  13. 夏場の電力(冷蔵庫・送風)を見込んでいる
  14. 配線・ヒューズ・ブレーカーの保護が明確
  15. 不明点は「不明」で止め、専門家/公式確認できる

ここまで読んでも迷う人へ(最後の判断)

Bタイプの電源は、「何Ah積むか」より「毎日回るか」です。

だから最後は、この1つで決めると失敗が減ります。

“1日の使用量を、走行充電で回復できる”構成にする。

次に読む(Bタイプ向け)

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