この記事で分かること
Aタイプの車中泊は、「装備が足りない」より
“毎回の準備が面倒”
で終わるケースが多いです。
その原因のほとんどは、
- 寝床の作りにくさ(段差・手間)
- 収納の使いにくさ(出し入れ・定位置)
にあります。
結論は1つ。
Aタイプは、内覧で「寝床→収納→雨の日の動き」の順に確認すると失敗しにくい。
まず最初に:Aタイプは“時間”で判断する
Aタイプにとって最大のコストは、お金より時間です。
- 出発前に片付ける時間
- 現地で寝床を作る時間
- 朝に戻す時間
この“毎回の時間”が積み重なると、「行くのが億劫」になってしまう。
だから内覧は、見た目よりも何分でセットできるかで判断します。
内覧で見る順番(この順でOK)
Step1:寝床(段差・長さ・毎回作れるか)
まずは寝床です。
ここが合わないなら、他を見ても時間の無駄になりやすい。
1-1 段差チェック(最重要)
段差は「少しなら我慢」しない方がいいです。
Aタイプは泊数が短くても、段差のストレスは一晩で体に残ります。
チェック項目
- フルフラットにできるか(“自称フルフラット”に注意)
- 段差が残る場合、
- どこに段差が出るか(腰/肩/首に当たると厳しい)
- どう埋めるか(マット?板?段差パネル?)
- 展開した時、座席の金具や出っ張りが当たらないか
補足
「マットでなんとかなる」は、なんとかならないことが多いです。
“段差を消す仕組み”が最初からあるか、少ない労力で作れるか。
ここだけは妥協しない方が後悔が減ります。
1-2 長さ・幅チェック(体感が大事)
- 長さ:身長+枕+余白
- 幅:2人なら特に(片方が寝返りしにくいと揉めます)
チェック項目
- 実際に横になる(遠慮しない)
- 枕の位置を想定して、足先が当たらないか
- 寝返りして肘が当たらないか
1-3 「毎回作れるか」チェック(ここが本質)
寝床は“作れるか”より“毎回作れるか”。
チェック項目
- 寝床を作るのに、荷物を外に出す必要があるか
- 雨の日でも車内だけで完結できるか
- 何かをどかさないと展開できないか
判断基準(時間)
- 合格:3分以内(荷物を少し寄せる程度)
- 要注意:5〜10分(毎回やるのが面倒になりやすい)
- 不合格:10分以上(負担が大きくなりやすい)
Step2:収納(定位置・出し入れ・寝床モードでも使えるか)
次は収納。
Aタイプは収納量より「定位置」と「出し入れ」です。
2-1 旅の荷物を想定して入れる
旅でよく使うものを、頭の中で具体的に出します。
- 折りたたみ椅子
- テーブル
- クーラーボックス/保冷バッグ
- 寝具(マット/寝袋/毛布)
- ランタン/ライト
- 小物(充電ケーブル、ティッシュ、ウェット等)
チェック項目
- それぞれの定位置がイメージできるか
- 「とりあえず積む場所」しかないなら要注意
2-2 “寝床モードでも取れるか”
Aタイプは、寝床にした瞬間に「何も取り出せない」状態になりがちです。
チェック項目
- 寝床展開中に、
- ライト
- 水
- ティッシュ
- 充電ケーブル
が取れるか
- 後部の収納が、寝床で塞がれないか
2-3 出しっぱなし許容(普段使いが崩れないか)
Aタイプは普段も使う前提。
「旅仕様のままでも日常が回るか」が大事です。
チェック項目
- 旅道具を積んだまま、買い物の荷物を置けるか
- ゴミ袋の置き場所が決まるか
- 車内が常に散らかって見えないか
判断基準
- 合格: 旅道具が積んであっても“日常の邪魔にならない”
- 不合格: 旅道具のせいで、普段の行動が毎回ひっかかる
Step3:雨の日シミュレーション(ここで落ちる人が多い)
最後に雨の日。
Aタイプは旅の頻度が高くない分、雨で失敗すると「もういいや」になりやすいです。
3-1 雨の日の行動を再現する
- 乗り込む
- 濡れた上着を置く
- 靴を置く
- 寝床を作る
- ちょっと食べる
この流れを想像して、やりにくい場面がないか確認します。
チェック項目
- 濡れ物を置く場所(タオル/上着)
- 靴の置き場
- 寝床を作る時に、荷物を外に出さなくていいか
- 換気できるか(少し窓が開けられるか)
Aタイプの内覧チェックリスト(15個)
※このままコピペしてメモに使えます。
- フルフラットになるか
- 段差が残るなら、どこに出るか
- 段差を埋める“仕組み”があるか
- 実際に横になって長さが足りるか
- 寝返りできる幅があるか
- 寝床を3分以内で作れるか
- 雨の日でも車内だけで寝床展開できるか
- 寝床展開中でもライト/水/ティッシュが取れるか
- 旅の荷物(椅子/テーブル/寝具)の定位置が決まるか
- 出し入れが面倒な“奥詰め収納”になってないか
- ゴミ袋の定位置があるか
- 旅道具を積んだまま普段の買い物ができるか
- 乗り込み口で靴が邪魔にならないか
- 濡れ物(上着/タオル)の置き場があるか
- 少しでも換気できるか
ここまで読んでも迷う人へ(最後の判断)
Aタイプは「使う日が少ない」分、“1回のつまずきで、次に行く気持ちが落ちやすい”になりやすいです。
だから、最後はこの1つで決めると後悔が減ります。
“雨の日でも、3分で寝床が作れて、散らからない”車だけ選ぶ。
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