こんにちは。おでかけ部のなかじです。
我が家のキャンピングカーには、家庭用エアコンとFFヒーターの2種類の暖房があります。
どちらも車内を暖めるための設備ですが、実際には同じような使い方をしているわけではありません。
例えば、寒い朝。寝袋から出ると車内が寒いので、まず家庭用エアコンの暖房を使います。でも、そのまま一日中エアコンを動かしているわけではありません。
室温が上がって暖房が必要なくなれば電源を切りますし、そのあと室温が下がってくればFFヒーターを使うこともあります。
我が家では、朝に家庭用エアコンで室温を上げ、そのあとは天気や室温、サブバッテリーの状態を見ながらFFヒーターを使い分けています。
今回は、実際にどのような場面で切り替えているのか、消費電力やソーラー充電も含めて紹介します。

まずは、我が家の使い分けを簡単に整理しておきます。
| 場面 | 我が家の使い方 |
|---|---|
| 朝、車内が寒い | 家庭用エアコンで20℃以上に暖める |
| 晴れて室温が上がる | エアコンを切り、暖房なしで過ごす |
| 曇りや雨で室温が下がる | FFヒーターを20℃に設定 |
| 晴れていても足元が寒い | FFヒーターを使う |
| 日中、十分暖かい | 暖房は使わない |
| 寝るときに暖房が必要 | FFヒーターを15〜16℃に設定 |
| 夜中に寒く、電気に余裕がある | エアコンを16℃・30分タイマーで使うこともある |
これは、あくまでも我が家のキャンピングカーでの使い方です。車両の断熱や電源設備、暖房する空間によっても条件は変わるので、ひとつの実例として読んでもらえればと思います。

朝は家庭用エアコン暖房で室温を20℃以上に上げています
我が家で家庭用エアコンの暖房を使うことが多いのは、朝起きたときです。
寒い時期はFFヒーターを使って寝ることがありますが、就寝時の設定温度は15〜16℃ほど。この温度で寝ていると、起きたときにはどうしても車内が寒いんですよね。

就寝時は15〜16℃設定なので、起床時は寒く感じます
朝の室温は、だいたい15℃前後です。FFヒーターが停止した直後なら17〜18℃ほどになっていることもありますが、それでも寝袋から出ると寒く感じます。
寝ている間は寝袋の中が暖かいので問題なくても、起きて動き始めると話は別。朝食を食べたり、PCを開いて仕事をしたりするには、もう少し室温を上げておきたいところです。
そこで、我が家では家庭用エアコンの暖房を使っています。
エアコンで暖め、コンプレッサーが停止したら電源を切ります
朝、家庭用エアコンの暖房を入れると、FFヒーターよりも早く室温が上がると感じています。
我が家では、まず室温を20℃以上まで上げます。ただし、20℃を超えたからといって、そのままエアコンを動かし続けるわけではありません。室温が上がり、エアコンのコンプレッサーが停止したら、電源も切っています。
特に晴れている日は、日差しによって車内が暖かくなってくることもあります。そんな日は、朝にエアコンで暖めておけば、そのあとは暖房を使わなくても快適に過ごせることがあるんです。
私の場合、家庭用エアコンの暖房は、朝の冷えた車内を短時間で暖めるために使うことが多いですね。
エアコンを切ったあとは、天気と室温でFFヒーターを使うか決めています
朝、エアコンで室温を上げたあとも、必ずFFヒーターへ切り替えるわけではありません。そのまま暖かく過ごせるなら、暖房は必要ないからです。
そこで判断材料になるのが、その日の天気と室温の変化です。
晴れて室温が上がるなら、暖房は使いません
晴れている日は、朝に家庭用エアコンで室温を上げたあと、日差しによって車内がさらに暖かくなることがあります。
そうなると、わざわざFFヒーターを動かす必要はありません。室温が十分に上がっていれば、そのまま暖房なしで過ごしています。
家庭用エアコンもFFヒーターも、必要なければ使わない。我が家では、それも暖房の使い分けのひとつです。
曇りや雨で室温が下がるなら、FFヒーターを20℃に設定します
反対に、曇っていたり雨が降っていたりすると、朝に暖めた室温が少しずつ下がってくることがあります。
そんなときはFFヒーターを20℃に設定。日中は室温20℃を目安にしているので、FFヒーターでその温度を保っています。
家庭用エアコンの暖房を使わないのは、消費電力が大きいからです。ソーラー発電が少ない日は、少しでもサブバッテリーへ充電しておきたいんですよね。
そのため、朝は家庭用エアコンで室温を上げ、曇りや雨で室温が下がってきたらFFヒーターを使う。このように暖房を切り替えています。
日中は家庭用エアコン暖房をほとんど使いません
家庭用エアコンの暖房を使っていると聞くと、日中もエアコンで暖めていると思われるかもしれません。
でも、我が家では日中に家庭用エアコンの暖房を使うことは、ほとんどありません。
晴れている日は車内がそこそこ暖かくなりますし、曇りや雨の日はできるだけ電気を残しておきたいからです。ただ、晴れていれば絶対に暖房がいらないというわけでもありません。
晴れていても寒いときは、FFヒーターを使います
晴れていても、思ったほど車内の温度が上がらない日があります。そんなときはFFヒーターを使っています。
理由は、足元を暖かくしておきたいからです。
室温の数字だけでなく、実際に自分が寒いと感じるかどうかも大切なんですよね。特に、車内で座ってPC作業をしていると、足元が冷えることがあります。
そんなときは、室温を上げることに加えて、足元を暖められるFFヒーターが活躍します。
足元にある2つの吹出口が、FFヒーターを使う理由です
我が家のFFヒーターは、居住空間の足元に温風の吹出口が2つあります。そのため、家庭用エアコンでも室温は上がりますが、足元の暖かさではFFヒーターに軍配が上がります。
ビルダー製のキャンピングカーでも、ダイネットの足元に吹出口を設けている車両は多く、通路やマルチルームの足元にも配置されている場合があります。

暖房に使う電気は、サブバッテリー残量とソーラー充電を見て判断しています
キャンピングカーで家庭用エアコンの暖房を使うとき、気になるのが消費電力です。
我が家では、サブバッテリーの残量だけでなく、ソーラーでどれくらい充電できそうなのかも考えながら暖房を使っています。
24V300Ahのサブバッテリーとソーラー1,350Wで運用しています
現在、我が家のキャンピングカーに搭載している主な電源設備は、次のとおりです。
- サブバッテリー:24V 300Ah
- ソーラーパネル:450W×3枚、合計1,350W
- インバーター:24V 2,000Wの正弦波インバーター
この設備で家庭用エアコンを動かしています。


ただし、ソーラーパネルが1,350Wあるからといって、いつでも1,350W発電するわけではありません。日差しが弱ければ発電量も少なくなりますし、雨が何日も続けばサブバッテリーの残量は減っていきます。
実際、2026年の北海道旅では、悪天候が続いてサブバッテリーの残量が50%近くまで減ったこともありました。
なので私は、現在の残量だけでなく、これから電気をどれくらい充電できそうかも考えています。

晴れの日と曇り・雨の日では、暖房に使う電気の考え方が変わります
例えば、朝にエアコン暖房を使って室温を上げても、晴れていればそのあとは暖房なしで過ごせることがあります。さらに、日差しがあればソーラー発電による充電も期待できます。
反対に曇りや雨の日は、室温が下がりやすいだけでなく、ソーラー発電も少なくなります。
そこで家庭用エアコンの暖房を使い続けると、消費電力が大きい分、サブバッテリーの残量が減りやすくなります。
だから我が家では、曇りや雨の日に室温が下がってきたらFFヒーターを使います。
FFヒーターもファンや制御装置を動かすための電気は必要ですが、家庭用エアコン暖房より消費電力が小さいです。燃料は使いますが、少しでもサブバッテリーへ充電しておきたい日には、この違いが大きいんです。
雨が何日も続くときは、暖房だけでなく、調理に使う家電なども含めて電気の使い方を見直しています。
エアコン暖房で900Wを超えた記録もあります
家庭用エアコンの暖房がどれくらい電気を使うのかについては、過去の旅ブログに記録が残っています。
2024年3月2日の記事では、朝方に寒くなり、FFヒーターではなく家庭用エアコンの暖房を使っています。このときは車内もかなり冷えていて、暖房の消費電力が900Wを超えていました。

もちろん、家庭用エアコンの暖房がいつも900W以上を消費するという意味ではありません。消費電力は外気温や室温、設定温度、運転状況によって変わります。
また、この900W超という数字は、そのときに観測した消費電力です。一定時間にどれだけの電力量を使ったかを示すWhとは違うので、この記録だけで「1時間に900Wh消費する」とは言えません。
それでも、寒い朝にエアコン暖房を動かすと、かなり大きな電力を使う場面があることは分かります。
だからといって、私は家庭用エアコン暖房を使わないわけではありません。朝、早く室温を上げたいときには便利なので使います。
ただ、エアコンを使い続けるのではなく、室温が上がったらエアコンを停止し、必要に応じてFFヒーターへ切り替えています。
我が家の電気管理については、雨が続く日のサブバッテリー残量やソーラー充電の実例も、別の記事にまとめています。

サブバッテリーの容量や充電能力について、もう少し詳しく確認したい方には、無料の「キャンピングカー電気不足の確認ガイド」も用意しています。
使う電気と充電できる電気を整理する際に、参考にしてみてください。

家庭用エアコンとFFヒーター、実際に使って感じる違い
家庭用エアコン暖房とFFヒーターの両方を使っていると、それぞれに違いを感じます。
実際に使っていて感じることを整理すると、こんな感じです。
| 比較するところ | 我が家での使用感 |
|---|---|
| 暖まる速さ | 家庭用エアコンの方が速い |
| 運転音 | どちらも特に気にならない |
| 空気の乾燥 | どちらも乾燥が気になる |
| 設定温度の維持 | どちらも設定した温度で安定している |
| 足元の暖かさ | FFヒーターに軍配が上がる |
| 消費電力 | 家庭用エアコン暖房の方が大きい |
私の場合、運転音が気になってどちらかを使わないということはありません。また、乾燥についてもFFヒーターだけが気になるわけではなく、家庭用エアコンの暖房を使っていても感じます。
どちらも設定温度で室温を保つことはできますが、暖まり方には違いがあります。
早く室温を上げたいときには家庭用エアコン。足元を暖かくして過ごしたいときにはFFヒーター。これが我が家の使い分けです。
なお、我が家のキャンピングカーは、前方の運転席やキッチンのある空間と、後方の居住空間をカーテンで仕切れるようにしています。
暖房するときも、基本的に暖めているのは後方の居住空間です。車内全体を同じ温度にしているわけではないので、今回の使い方や暖まり方は、その設備条件も含めた我が家の実例になります。

夜はFFヒーターを使い、寒いときだけエアコン暖房を短時間使うこともあります
ここまでは、主に朝から日中の暖房について紹介してきました。夜は、また少し考え方が変わります。
我が家では、夜中に寒くなりそうなときは、FFヒーターを15〜16℃に設定して寝ることがあります。
日中は20℃を目安にしていますが、寝るときまで同じ温度にしているわけではありません。
そして、夜中に寒く感じた場合は、家庭用エアコンの暖房を使うこともあります。そのときの目安にしているのが、サブバッテリーの残量です。
残量が60%以上ある場合など、電気に余裕があれば、エアコンを16℃に設定して30分タイマーで使うことがあります。
室温を少し上げるための使い方なので、エアコンを朝まで動かし続けるわけではありません。
もちろん、これは我が家で実際に行っている運用です。就寝中の暖房については、暖かさや消費電力だけでなく、機器の使用条件や安全面の確認も必要になります。
FFヒーターの吸排気口や燃料系統に異常がないかを確認し、製品の取扱説明書に従って使用することが前提です。
夜間の暖房については、就寝時の温度設定や使い方、安全面も含めて別の記事で詳しく紹介する予定です。
まとめ|エアコンとFFヒーターは、室温と天気を見ながら使い分けています
我が家では、家庭用エアコン暖房とFFヒーターのどちらか一方だけを使っているわけではありません。
寒い朝は家庭用エアコンで室温を20℃以上に上げ、暖かくなったら電源を切ります。そのあと晴れて室温が上がるなら、暖房は使いません。
反対に、曇りや雨で室温が下がってくるならFFヒーターを使い、日中は20℃を目安にしています。晴れていても足元が冷えるときには、FFヒーターを使うこともあります。
そして、その判断にはサブバッテリーの残量や、これからソーラーでどれくらい充電できそうなのかも関係しています。
私の旅は、同じ場所に何日も滞在するスタイルです。だからこそ、今日暖かく過ごすことだけでなく、明日以降も使える電気を残しておくことを考えています。
早く暖めたいときは家庭用エアコン。室温を保ちたいときや足元を暖めたいときはFFヒーター。そして、暖房が必要なければ何も使わない。
今のところ、この使い方が我が家には合っています。
キャンピングカーによって電源設備も暖房する空間も違いますが、室温だけでなく、使う時間や充電できる環境まで考えると、自分の車に合った使い分けが見えてくるのではないでしょうか。



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