こんにちは。おでかけ部のなかじです。
キャンピングカーで長く旅をしていると、どうしても気になるのが天気です。特に同じキャンプ場に何日も滞在していると、「雨が何日も続いたら、サブバッテリーは大丈夫?」という問題が出てきます。
我が家の現在の電装は、24V 300Ahのサブバッテリーと、合計1,350Wのソーラーパネル。これだけソーラーパネルを載せていても、雨や曇りの日が何日も続けば、当然サブバッテリーの残量は減っていきます。
実際、悪天候が続いて、残量が50%近くまで減ったこともあります。
ただ、私が電気を管理するときに見ているのは、
「今、何%残っているか」だけではありません。
もっと重要なのは、
「この先、いつ電気を戻せるのか」
です。
同じ残量70%でも、今日は晴れてソーラーで一気に戻せそうなら、それほど気にしません。逆に80%残っていても、これから何日も雨予報なら、早めに使う電気を節約し始めます。
この記事では、キャンピングカーで長期滞在している我が家が、雨や曇りの日にどのように電気を管理しているのか。実際の経験をもとに紹介します。

- 雨が続いたら、まず「残量」より天気予報を見ます
- 現在は24V 300Ah+ソーラー1,350Wです
- 1,350Wあっても雨が続けば50%近くまで減ります
- 晴れれば1日で一気に戻ることもあります
- 曇りだから発電ゼロ、というわけでもありません
- 電気が減っても、生活に必要なものは止めません
- 最初に控えるのは消費電力の大きな家電です
- 雨の日のエアコンは「絶対に使わない」ではありません
- 480W時代は「充電の旅」に3回出ました
- そこでソーラーを480Wから1,350Wへ増やしました
- 1,350Wにしてから「充電の旅」は一度もありません
- それでも戻らないと判断したら移動します
- バッテリー容量を増やせば全部解決するわけではありません
- 今の1,350W+24V 300Ahでどう感じている?
- まとめ|電気は「残量」より「戻せるか」で考えています
雨が続いたら、まず「残量」より天気予報を見ます
サブバッテリーの残量を見ることはもちろん大事です。でも私の場合、「70%だから大丈夫」「50%だから危険」というように、残量だけで判断しているわけではありません。
まず見るのは天気予報です。
たとえば朝の時点で80%残っていれば、普段ならほとんど気にしません。ただし、その日も雨。翌日も雨。さらにその先もソーラー発電が期待できなさそうなら、その時点から少しずつ電気の使用を控えます。
朝70%でも同じです。その日が快晴で、ソーラー発電によって十分戻せそうなら、それほど気にしません。逆に天気が微妙なら、確実に使う電気を節約します。
50%まで減っていたら、翌日が晴れ予報でもまず節電します。「明日は晴れるらしいから大丈夫」ではなく、翌日になって本当に晴れて、ソーラー発電で戻り始めたことを確認してから通常の使い方に戻します。
なので私にとって大事なのは、
今どれだけ残っているかではなく、この先どれだけ戻せるか。
ここです。
現在は24V 300Ah+ソーラー1,350Wです
現在の我が家の電装は、
- サブバッテリー:24V 300Ah
- ソーラーパネル:450W×3枚=1,350W
- 走行充電:24V 30A
- 外部充電器:なし
という構成です。

停車している間の充電は、基本的にソーラーパネル頼みです。外部充電器を搭載していないので、「電気が減ったから外部電源につないで満充電」という使い方はしていません。
晴れている間にソーラーで戻す。それでも戻せなくなりそうなら、移動しながら走行充電も使う。この形で旅をしています。
サブバッテリーを12V 600Ahから24V 300Ahへ変更した経緯はこちら

1,350Wあっても雨が続けば50%近くまで減ります
「ソーラーが1,350Wもあれば、電気の心配はないでしょう」と思うかもしれません。実際、晴れているときはかなり余裕があります。
でも、雨や曇りの日が何日も続けば話は別です。1,350W載せていても、太陽が出なければ思うようには充電できません。
実際、2026年の北海道旅では、悪天候が続いて24V 300Ahのサブバッテリーが50%近くまで減ったことがありました。

当然ですが、
ソーラーパネルの最大出力が1,350Wだから、いつでも1,350W発電するわけではありません。
雨。厚い雲。木の影。時間帯。いろいろな条件で発電量は変わります。
なので、ソーラーを大きくしたからといって「雨の日でも何も考えなくていい」というわけではありません。
晴れれば1日で一気に戻ることもあります
反対に、天気が回復すると状況は一気に変わります。悪天候が続いたあと、朝の残量が145Ah前後まで減っていた日がありました。
そこから天候が回復。11時29分には、1,350Wのソーラーパネルで1,290W発電していました。

そして夕方には満充電。

こういう経験があるので、「残量が減っている=すぐ移動しなければいけない」とも思っていません。翌日しっかり晴れるなら、ソーラーで戻せる可能性があります。
だからこそ、現在の残量と天気予報をセットで見ています。
曇りだから発電ゼロ、というわけでもありません
曇りの日でも、必ず発電ゼロになるわけではありません。実際、1日中曇っていた日でも、サブバッテリーが40Ahほど回復したことがあります。

もちろん、「曇りなら40Ah充電できる」という意味ではありません。雲の厚さや季節、時間、駐車場所などによって大きく変わります。
雲が薄くなっただけで発電量が上がることもあります。
大事なのは、
曇り=ゼロ
と考えるのではなく、その日にどのくらい発電できているかを見ることです。
我が家の場合は、サブバッテリーの残量と発電量を見ながら、「今日は減っているのか」「ほぼ現状維持なのか」「少しずつ戻っているのか」を見ています。
電気が減っても、生活に必要なものは止めません
電気が減ってきたからといって、すべての電化製品を止めるわけではありません。
我が家で基本的に使い続けるのは、
- 冷蔵庫
- PC
- スマホ充電
- 照明
- FFヒーター
- コーヒーメーカー
- トースター
- テレビ
- みゅうちゃん用の電気ヒーター
などです。
テレビではYouTubeやAmazon Primeを見ています。PCも仕事で使うので、基本的には止めません。冷蔵庫も当然そのままです。
夏以外は、みゅうちゃん用の電気ヒーターも使っています。
つまり、
電気が少なくなったら、生活そのものを極端に我慢する
という考え方ではありません。
まず、電気をたくさん使うものから調整します。
最初に控えるのは消費電力の大きな家電です
電気が減ってきたとき、まず控えるのは、
- IHコンロ
- エアコン
- 電気ケトル
などです。
電子レンジもできるだけ控えますが、1〜2分程度の使用なら使うこともあります。
たとえば雨が続いてソーラー充電が期待できない日は、IHコンロを使わずカセットコンロへ変更します。これなら食事を我慢する必要はありません。調理方法を変えるだけです。
電気ケトルも同じ。今使わなくても困らない大きな消費から減らしていきます。
私の場合、
「使うか、使わないか」ではなく「別の方法に置き換えられるか」
を考えることが多いです。
雨の日のエアコンは「絶対に使わない」ではありません
エアコンは電気を大きく使います。なので、雨が続いてサブバッテリーが減っているときは、できるだけ使いたくありません。
まずは扇風機やサーキュレーター。それで過ごせるなら、そのまま過ごします。
でも、暑さや湿度が厳しくなって、「これは無理」となったらエアコンを使います。
ただし、ずっとつけっぱなしにはしません。ある程度室温や湿度が下がったところで一旦切ります。また暑くなって我慢できなくなれば使う。そんな感じです。
電気を節約することは大事ですが、暑さを我慢し続けるためにキャンピングカーで旅をしているわけではありません。
さらに数日先まで悪天候が続きそうなら、
ソーラー発電が期待できる場所へ移動する
あるいは、
外気温そのものが低い場所へ移動する
ことも考えます。
キャンピングカーなので、生活する場所自体を変えられます。これもひとつの電気対策だと思っています。
ソーラー1,350Wで冷房を使った実測はこちら

480W時代は「充電の旅」に3回出ました
現在はソーラーパネルを1,350W載せていますが、以前は480Wでした。240Wのパネルを2枚です。
この480Wで北海道を旅していた2023年。天気がいいときは、それなりに発電します。
問題は悪天候が続いたときでした。
同じ場所に長く滞在していると、当然走行充電はありません。曇りや雨が続く。冷蔵庫や照明、テレビ、PCなどでは毎日電気を使う。暑ければエアコンも使う。
結果、サブバッテリーの残量がどんどん減っていきます。
そうなると、電気を充電するために車を走らせる必要がありました。私が勝手に、
「充電の旅」
と呼んでいたものです^^;
2023年の北海道旅では、これを3回やっています。稚内から名寄方面へ走ったり、豊富温泉まで往復したり。
観光したいから移動するのではありません。
電気を戻すために走る。
滞在型の旅をしたい私にとっては、これが結構面倒だったんですよね。
そこでソーラーを480Wから1,350Wへ増やしました
「充電のためだけに走るのはやめたい」
それが、ソーラーパネルを増やした大きな理由です。
2024年の北海道旅へ出る前に、240W×2枚の480Wから、450W×3枚の1,350Wへ変更しました。

単純に容量だけを見ると約2.8倍です。
もちろん1,350Wにしたからといって、雨の日に1,350W発電するわけではありません。それでもパネル面積が大きくなったことで、曇りや弱い日差しでも以前より電気を拾いやすくなりました。
480Wから1,350Wへ増やした経緯と実測はこちら

1,350Wにしてから「充電の旅」は一度もありません
480Wから1,350Wへ変更した一番大きな変化は、発電量そのものより、
旅の仕方が変わったこと
だと思っています。
雨が続けば、今でもサブバッテリーは減ります。50%近くになることもあります。でも、以前とは違います。
雨の間は使う電気を調整する。曇りでも少しずつ戻ることがある。晴れれば大きく回復する。数日先の天気まで見ながら生活する。
その結果、1,350Wへ変更してからは、
電気を充電するためだけにキャンピングカーを走らせたことは一度もありません。
私の旅は、ひとつのキャンプ場に長く滞在するスタイルです。なので、「車を動かさなくても電気を戻せる」ということに大きな意味があります。
ソーラーパネルを増やしたことで、電気だけではなく、旅の仕方そのものが変わったと思っています。
それでも戻らないと判断したら移動します
もちろん、何日も何日も悪天候が続けば限界はあります。
そんなときの判断は、だいたいこんな順番です。
- まず電気の使用量を減らす
- 数日先までの天気予報を見る
- ソーラーで戻せそうか判断する
- 戻せないと判断したら移動を検討する
- 走行充電とソーラー充電が期待できる場所へ移動する
ポイントは、
バッテリーが空になるまで待たないこと。
です。
天気予報を見て、「このままだと戻せないな」と判断した時点で次を考えます。電気がなくなってから慌てるより、その方がずっと楽です。
バッテリー容量を増やせば全部解決するわけではありません
サブバッテリーの容量が大きければ、それだけ長く電気を使えます。これは間違いありません。
でも、長期滞在をしていて感じるのは、
容量だけ増やしても、使った電気を戻せなければいずれ減る
ということです。
たとえば雨の日が続く。毎日100使う。でも50しか戻らない。そうなれば、バッテリーが大きくても少しずつ減っていきます。
もちろん容量が大きいほど時間的な余裕は増えます。
でも私の滞在型の旅では、
どれだけ貯められるかと同じくらい、どれだけ戻せるか
が大事でした。
480Wから1,350Wへ増やしたことで一番変わったのも、そこです。
もし今のサブバッテリーを交換するなら
現在使っている24V 300Ahのサブバッテリーには、今のところ不具合はありません。そのため、正常に使えている間に交換したり、容量を増やしたりする予定もありません。
ただ、今後不具合が出て交換することになれば、LiTimeの12V 320Ahを2台直列にして、24V 320Ahへ変更することを考えています。
12V 320Ahを2台直列にすると、電圧は24Vになりますが、容量は320Ahのままです。電力量で見ると12V 640Ah相当になります。
今の24V 300Ahで困っていないので、大幅に容量を増やしたいというより、交換するタイミングで少し余裕を持たせるくらいで十分だと思っています。
→【LiTime 12V320Ah Mini Bluetooth付きリン酸鉄リチウムイオンバッテリー】を公式サイトで確認する
今の1,350W+24V 300Ahでどう感じている?
現在のところ、私は今の電装でかなり満足しています。
ソーラーパネルについては、もう屋根に載せる場所がありません。現在は450Wを3枚。
今後、不具合や交換のタイミングが来たときに、同じくらいのサイズで450Wより出力の大きなパネルがあれば載せ替える可能性はあります。
たとえば現在の450Wが、同程度のサイズで495W前後になるような感じです。
ただし、ソーラーパネルはW数だけでは決められません。パネルのサイズ、電圧、電流、ソーラーチャージコントローラーとの組み合わせまで確認する必要があります。
不具合が出なければ、今の1,350Wをそのまま使う予定です。
サブバッテリーについても同じです。現在の24V 300Ahで特に困っていません。
なので、
「もっともっと容量を増やしたい」
という状態ではありません。
今の電装は、私の旅のスタイルにはかなり合っていると思っています。
まとめ|電気は「残量」より「戻せるか」で考えています
キャンピングカーで雨が何日も続けば、ソーラーパネルを1,350W載せていてもサブバッテリーは減ります。それは避けられません。
でも私の場合、
残量が何%になったら危険
という数字だけで判断しているわけではありません。
80%でも、これから何日も雨なら早めに節電する。70%でも、晴れてしっかり戻せるならそれほど気にしない。50%まで減れば確実に使う電気を抑える。
そして翌日晴れて、実際にソーラーで戻り始めたことを確認したら通常の生活へ戻す。
電気が減ってきたら、IHをカセットコンロへ。暑さに耐えられるなら扇風機やサーキュレーター。無理ならエアコンも使う。
それでも数日先まで戻せないと判断したら、移動を考える。
私にとってキャンピングカーの電気管理は、
「どれだけ残っているか」ではなく、「いつ、どうやって戻せるか」を考えること。
これが一番しっくりきています。
480Wだった頃は、電気を戻すためだけに「充電の旅」へ3回出ました。1,350Wへ変更してからは、一度もありません。
同じ場所に長く滞在したい私にとっては、この違いが一番大きかったです。
キャンピングカーの電気を考えるとき、バッテリー容量だけではなく、
「使った電気をどうやって戻すのか」
まで考えておくと、自分の旅に必要な電装が見えてくると思います。




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