この記事で分かること
Bタイプは「走れること」が正義です。
目的地に着く前に疲れてしまう車は、どれだけ装備が豪華でも、旅の自由度を下げます。
この記事では、バンコン(ハイエース級)〜小型キャブコンを想定して、購入前に必ずやっておきたい「試乗チェック」を、現場で使える形にまとめました。
結論は1つ。
Bタイプは、カタログや装備より先に、“走行ストレスが少ない個体”を選ぶと失敗しにくい。
Bタイプがハマりやすい落とし穴
Bタイプは移動が多いので、次の3つが積み重なると一気にしんどくなります。
- 横風・段差・揺れで常に緊張する
- 駐車や取り回しで疲れる
- 「走るたびに不安」が出て、移動が億劫になる
ここでのポイントは、“慣れ”で解決しないストレスがあること。
短時間の街乗りだけでは分かりません。
だからこそ、試乗で見る場所を決め打ちします。
試乗で見るべき5つのポイント
1)高速域の安定感(90〜100km/hでの直進性)
Bタイプは高速移動が増えます。
まず見るのは「直進性」と「修正の量」。
チェック項目
- 90〜100km/hで、ハンドル修正が常に必要か
- 路面の継ぎ目で車体が左右に振られないか
- ブレーキ時にフラつきがないか
よくある失敗
- 「走れるけど、ずっと緊張」→疲労が溜まる
判断基準
- Yes: 直進で“肩の力が抜ける” → 合格
- No: 常に修正が必要 → 長距離が辛くなる
2)横風の影響(橋・海沿いを想定)
キャンピングカーは横風に弱い個体があります。
特に背の高い車格や、重量配分が偏っている個体。
チェック項目
- 風がある日を選べるならベスト
- 可能なら橋・高架・海沿いでのふらつき
- 追い越し車線で大型車に抜かれた時の揺れ
回避策
- 不安が強いなら「同型で別個体」も必ず試す
- タイヤ銘柄や空気圧で改善するケースもあるが、限界もある
3)坂道の余裕(登り+下りの安心感)
Bタイプは「登りのパワー」だけじゃなく、
下りでの安心感(制動)が大事です。
チェック項目
- 登りでベタ踏みが続くか
- 変速の落ち方が不自然じゃないか
- 下りでブレーキが怖くないか
判断基準
- Yes: “余裕がある”と感じる → 合格
- No: 下りが怖い → 旅先の山道がストレスになる
4)段差・揺れ(車内のガタつきまで見る)
走行中の揺れは、運転者だけでなく同乗者にも効きます。
チェック項目
- 段差での突き上げ
- きしみ音、家具のビビり音
- 車内の物がどれくらい動くか(イメージ)
よくある失敗
- 旅の途中で「車内がうるさくて疲れる」
- 片付けても片付けても、物が散らかる
5)取り回し(駐車・Uターン・狭路)
Bタイプは移動が多いので、取り回しが悪いと疲れます。
チェック項目
- 駐車が1回で決まるか
- 右左折で「巻き込み」が怖くないか
- ミラーの見え方、死角
判断基準
- Yes: 駐車のストレスが少ない → 合格
- No: 毎回ヒヤッとする → 移動が億劫になる
Bタイプの装備 優先度(S/A/B)
S(走りの自由度を左右する)
- 走行充電(移動が多いほど効く)
- 冷蔵庫(移動中の食事と買い出しが楽になる)
- 換気(車内環境の安定)
A(疲労が減る)
- 運転席の座り心地改善(クッション等)
- 収納動線(走行中に散らからない)
- 断熱(季節の幅が広がる)
B(必要になってからでOK)
- 水回りの本格化
- 大容量ソーラー
- 大型家具追加
ここまで読んでも迷う人へ(最後の判断)
Bタイプは「装備」より「走るストレス」が先です。
同じ車格でも、個体や仕様で差が出ます。
だから、最後はこう決めてください。
“走りに余裕がある個体”を選び、装備は後から足す。
走りの不満は、後から直すのが一番高くつきます。
次に読む(Bタイプ向け)
- 走行充電と電源設計の基本|「毎日回る」構成の作り方
https://lif-odekakebu.com/cc-b-power-charging-basics/ - 冷蔵庫・換気・収納動線|旅のテンポが落ちない優先順位
https://lif-odekakebu.com/cc-b-fridge-ventilation-flow/
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