おでかけ部のなかじです。
我が家のキャンピングカーは、トヨタ・コースターをベースに自作したバスコンです。
製作を始めた2021年は、サブバッテリーを12V 600Ahで組み、走行充電器も12V用を使っていました。
ところが、実際に北海道へ向かって走り始めると、走行充電が原因と考えられるメインバッテリーの電圧低下が起き、最終的には走行不能になりました。
その後も仕様を変えながら使い続け、2023年にサブバッテリーを24V 300Ahへ変更。
2026年9月現在も、2023年に購入した24V 300Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーと、TELUNの24V・5〜30A調整式走行充電器を使い続けています。
2023年の載せ替え後は、バッテリーと走行充電器の故障、発熱、接続不良、体感できる容量低下といったトラブルは起きていません。
この記事では、最初から正解が分かっていたわけではない我が家が、なぜ12V 600Ahから24V 300Ahへ変更したのか。
そして、キャンピングカーのサブバッテリー容量と走行充電を考えるときに、実際の旅で何が問題になったのかを、2021年から2026年までの記録としてまとめます。
この記事は、我が家の車両と設備で実際に起きたことをまとめたものです。
車両のオルタネーター容量、配線、ヒューズ、充電器、バッテリーのBMSなどによって条件は変わります。大電流を扱う電装作業には発熱や火災、車両故障の危険があるため、そのまま同じ配線を再現するための記事ではありません。判断が難しい場合は、キャンピングカーの電装に詳しい業者へ相談してください。
- 先に結論|現在は24V 300Ahで落ち着いています
- 12V 600Ahと24V 300Ahは、蓄えられる電力量がほぼ同じ
- 2021年|12V 600Ahでバスコンを製作
- 走行充電が原因と考えられる電圧低下で走行不能に
- 2022年|24V→AC100V→12Vで走行充電
- 2023年|サブバッテリーを24V 300Ahへ変更
- 走行時は約30A、アイドリング時は15〜20A
- 走行充電とソーラーで1,309Wを確認
- 2024年|ソーラーパネルを480Wから1,350Wへ
- 2025年・2026年も24V 300Ahを使い続けた結果
- 走行充電できない・充電量が安定しないときに我が家で起きたこと
- 今の24V 300Ahが故障したらLiTimeへ載せ替える予定
- キャンピングカーのサブバッテリー容量は旅の仕方から決める
- まとめ|容量、走行充電、ソーラーを一緒に考える
先に結論|現在は24V 300Ahで落ち着いています
我が家のサブバッテリーと走行充電は、次のように変わってきました。
| 時期 | サブバッテリー | 走行充電 | ソーラー | 実際に起きたこと |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 12V 600Ah | 12V 60A走行充電器 | 480W | メインバッテリーの電圧が低下し、走行不能を経験 |
| 2022年 | 12V 600Ah | 24V→AC100V→12Vで充電 | 480W | 30A程度なら使えたが、変換が多く充電量に限界を感じた |
| 2023年 | 24V 300Ah | 24V・5〜30A調整式 | 480W | 通常走行時に約30A、800W弱の走行充電ができるようになった |
| 2024年 | 24V 300Ah | 同じ走行充電器 | 1,350W | 充電だけを目的に走る「充電の旅」が不要になった |
| 2025〜2026年 | 24V 300Ah | 同じ走行充電器 | 1,350W | 長期滞在でも使用を継続し、バッテリーと走行充電器のトラブルなし |
現在の我が家では、24V 300Ahのサブバッテリーに、24V 2000Wの正弦波インバーターを組み合わせています。
このインバーターも2022年に購入したものを現在まで使い続けています。
照明、水道ポンプ、マックスファンなどの12V機器は、24Vから13.8Vへ降圧するDC-DCコンバーターを通して動かしています。
走行中の充電は24Vで約30A、電力にすると800W弱です。
私の旅の仕方では、サブバッテリー容量だけを増やすよりも、使った電気をソーラーや走行充電でどれだけ戻せるかが重要でした。
12V 600Ahと24V 300Ahは、蓄えられる電力量がほぼ同じ
「12V 600Ahから24V 300Ahへ変更した」と書くと、容量が半分になったように見えるかもしれません。
しかし、Ahだけではサブバッテリーに蓄えられる電力量を比較できません。
簡単に計算すると、次のようになります。
- 12V × 600Ah = 約7,200Wh
- 24V × 300Ah = 約7,200Wh
リン酸鉄リチウムバッテリーの公称電圧を12.8Vと25.6Vで計算した場合も、どちらも約7,680Whです。
つまり、12V 600Ahから24V 300Ahへの変更は、使える電気を半分に減らしたのではありません。
蓄えられる電力量はほぼ同じまま、サブバッテリーシステムを12Vから24Vへ変えたということです。
24Vにすると、同じ電力を使うときに流れる電流を12Vより小さくできます。
一方で、12Vの照明や水道ポンプなどを使うには、我が家のようにDC-DCコンバーターで降圧する必要があります。
走行充電器、インバーター、ソーラーチャージコントローラーも、サブバッテリーの電圧に合ったものが必要です。
24Vなら何でも良くなるという話ではありません。
我が家では、24V車のコースターで大容量の電気を使い、長期旅を続けるという条件に合わせた結果、24V 300Ahへ落ち着きました。
2021年|12V 600Ahでバスコンを製作
私が本格的にキャンピングカーを自作し始めたのは、2021年に中古のトヨタ・コースターを購入してからです。
その前にも、ナッツRVのマッシュと、ミニキャブの車中泊仕様で電装DIYを経験していました。
マッシュでは、鉛バッテリー200Ahからリン酸鉄リチウムバッテリー300Ahへ変更し、走行充電器もCTEKへ交換。
ミニキャブには、リン酸鉄リチウムバッテリー100Ah、走行充電器、1000W正弦波インバーター、FFヒーターなどを取り付けました。
この2台で使った照明、水道ポンプ、換気扇などがほとんど12Vだったため、当時の私には「キャンピングカーのDC機器は12V」という考えがありました。
そこで、コースターのサブバッテリーも12Vで組むことにしました。
12V 600Ahを選んだ理由
以前乗っていたマッシュには、100Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーを3台並列で接続し、12V 300Ahとして搭載していました。
家庭用エアコンを使うと、夕方から寝る前までと、夜中に暑くて目が覚めたときに1時間ほど動かす使い方で、朝には残量が30%前後になっていました。
コースターでは、冷蔵庫、電子レンジなどのAC100V機器も増える予定でした。
そこで12V 400Ahではなく、余裕を見て12V 600Ahにしました。
当時、この容量のリン酸鉄リチウムバッテリーは国内で探せなかったため、AliExpressから約20万円で購入しました。
最初に組んだ走行充電システム
コースターの車両側は24Vです。
一方、サブバッテリーは12Vなので、最初は次の順番で走行充電システムを組みました。
車両側メインバッテリー(24V)
↓
DC-DCコンバーター(24V→13.8V)
↓
Renogy 12V 60A走行充電器
↓
サブバッテリー(12V 600Ah)
24Vから13.8Vへ降圧するDC-DCコンバーターは、最大120AのものをAliExpressで購入しました。
走行充電器は、Renogyの12V 60Aを選びました。
コースターのオルタネーターが24V 60Aなので、12V 60Aの走行充電なら大丈夫だろうと、そのときは考えていました。
今振り返ると、かなり単純に考えていました^^;
走行充電が原因と考えられる電圧低下で走行不能に
2021年は、内装が7割ほど完成したところで、8月25日に北海道へ向けて出発しました。
順調に北上していましたが、島根県を走行中にエンジン警告灯が点灯し、エンジンが止まりそうになりました。
慌ててコンビニの駐車場へ入り、エンジンを停止。
トヨタへ症状を伝えると、「オルタネーターが発電していないかもしれない」と言われました。
その後エンジンはかかり、約10km先の道の駅まで移動できました。
翌日にトヨタで点検してもらいましたが、オルタネーターとメインバッテリーに異常は見つかりませんでした。
ところが、福井県へ入ってから再びエンジン警告灯が点灯。
今度は路肩へ停車したあと、エンジンがかからなくなりました。
保険会社へ連絡し、積載車で運んでもらうことになりました。



この時点では、なぜ走行不能になったのか分かりませんでした。
SNSへ状況を投稿したところ、いくつかの助言をいただき、走行充電の組み方が原因ではないかと考えるようになりました。
なぜメインバッテリーが空になったと考えたのか
メインバッテリーと走行充電器の間には、24Vを13.8Vへ変換するDC-DCコンバーターを入れていました。
このDC-DCコンバーターは、車両側メインバッテリーの電圧が下がっても、走行充電器側へ13.8Vを出し続けます。
そのため、入力電圧が下がったら充電を抑える機能がある走行充電器でも、DC-DCコンバーターから13.8Vが入力されている間は、車両側の電圧低下を正しく判断できなかったのではないかと考えました。
さらに走行充電器を60Aで動かしていたため、オルタネーターが作った電気の多くがサブバッテリーへ流れ、車両側メインバッテリーの充電が追いつかなかったと考えています。
これは当時の状況と、その後に確認した内容から考えた原因です。
最初の異常後にしばらく走れたのは、私が走行充電を止めたことで、車両側メインバッテリーへ充電できたからだと思います。
福井県で再発したときは、途中から走行充電を再開していました。
しかも警告灯が点灯した場所がトンネル内だったため、安全に止められる場所まで走行を続けました。
その間にメインバッテリーの電気を使い切り、エンジンを再始動できなくなったと考えています。
車両側メインバッテリーは電圧が下がりすぎて充電できない状態になり、新品へ交換しました。
費用は6万数千円ほど。
安くない勉強代になりました^^;
PowerTiteの24V→12V走行充電器へ交換
旅を続けるには、サブバッテリーを充電する方法が必要です。
そこで購入したのが、PowerTiteの24Vから12Vへの降圧機能が付いた30A走行充電器でした。

この製品はリン酸鉄リチウムバッテリー専用品ではありませんでしたが、まずは30Aでも充電できる状態へ戻すことを優先しました。
メインバッテリーの電圧を監視するため、最初のシステムのように車両側メインバッテリーを空にすることはなくなりました。
ただ、12V 600Ahを30Aで戻すには時間がかかります。
2021年の北海道旅では、FFヒーターの取り付けが間に合わず、寒くなってから家庭用エアコンの暖房を使っていました。
夕方から暖房を使う日が続くと、翌日の移動だけではサブバッテリーを満充電まで戻せません。
夜中にエンジンをかけて充電したこともありました。
大容量のサブバッテリーを載せても、使った電気を戻す力が足りなければ、いつかは電気不足になります。
この経験が、次の変更につながりました。
2022年|24V→AC100V→12Vで走行充電
2021年の旅から戻り、まずFFヒーターを取り付けました。
これで冬の暖房による大きな消費は減りましたが、夏に家庭用エアコンを使うことを考えると、走行充電量は増やしたいところです。
しかし、当時は24V車から12Vのリン酸鉄リチウムバッテリーへ大きな電流で充電できる製品を見つけられませんでした。
そこで考えたのが、走行充電器を使わず、インバーターとAC100Vのリチウムバッテリー充電器を使う方法です。
車両側メインバッテリー(24V)
↓
24V 2000W正弦波インバーター
↓
AC100V・出力調整式リチウムバッテリー充電器
↓
サブバッテリー(12V 600Ah)
リチウムバッテリー充電器は、0〜85Aの間で出力を調整できるものをAliExpressで購入しました。
実際に30〜40Aで試した結果は次のとおりです。
- 40A:通常走行では使えたが、アイドリング、車両エアコン、ヘッドライト使用時にメインバッテリー電圧が下がった
- 35A:アイドリングでは電圧が少しずつ下がった
- 30A:我が家が確認した条件では問題なく使えた
24VからAC100Vへ変換し、さらに12Vへ戻す方法なので、変換時の損失もあります。
結果として、我が家では30A程度が無理なく使える範囲だと判断しました。
2022年の北海道旅はこの状態で出発。
FFヒーターを付けたことと、夏場のエアコン使用がそれほど多くなかったこともあり、深刻な電気不足はほとんどありませんでした。
ただし、ソーラーのコネクタ不良で発電できなかったときは、サブバッテリー残量が半分近くまで低下。
そのときは充電器を40Aへ上げ、約4時間走行して充電しました。
出力を調整できる充電器を付けていて助かった場面でした。
それでも、24V→AC100V→12Vと変換する方法を、このまま完成形にするつもりはありませんでした。
旅の終盤には、サブバッテリーそのものを24Vへ変更することを考え始めていました。
2023年|サブバッテリーを24V 300Ahへ変更
24V車に乗っている方から、「サブバッテリーは24Vで、走行充電は20A」という話を聞いたことが、変更を決めるきっかけになりました。
24Vで20Aなら、12V換算では40A相当です。
コースターのオルタネーターは24V 60Aなので、我が家の条件なら24Vで30Aほど充電できるかもしれないと考えました。
24V 300Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーを購入
2023年当時、国内で24V 300Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーを見つけられなかったため、AliExpressで探しました。
確認したのは、価格、セルに関する記載、BMS、Bluetooth対応、最大充放電電流、ショップのレビューと質問への対応です。
ただし、セルのグレードなどは、最終的には販売店の説明を信じて購入することになります。
購入したバッテリーは、24V 300Ah、Bluetooth対応BMS付きで、当時の価格は約23万円でした。

注文したのは2月2日で、到着したのは5月1日。
船便だったため、届くまで約3か月かかりました。
TELUNの24V・5〜30A調整式走行充電器
24Vの走行充電器も、当時は国内で選べる商品がほとんどありませんでした。
そこでAliExpressで見つけたのが、現在も使用しているTELUNの走行充電器です。

購入した製品は、次の設定ができました。
- 充電量を5〜30Aの範囲で調整
- 車両側メインバッテリーの下限電圧を設定
私は、充電量を30A、メインバッテリーの下限電圧を25.5V付近に設定しました。
バッテリーと走行充電器は本人施工
24V 300Ahバッテリーへの載せ替えと、走行充電器の取り付けは自分で行いました。
載せ替え日は、北海道旅出発の約3週間前となる2023年5月12日です。

写真には、新しい24V 300Ahと、予備として残していた12V 600Ahが写っています。
12V 600Ahは2023年の旅では予備として載せていましたが、翌年となる2024年の北海道旅へ出発するときに車から降ろしました。
現在、追加のサブバッテリーとしては搭載していません。
走行時は約30A、アイドリング時は15〜20A
取り付け後、ソーラー充電を切った状態で、走行充電の動きを確認しました。
アイドリング中は、車両側メインバッテリーの電圧が25.5V付近。
サブバッテリーへの充電は15〜20Aほどを行き来していました。
アクセルを少し踏み、エンジン回転数を1,000回転ほどまで上げると、メインバッテリー電圧は27.7〜27.8Vに上昇。
サブバッテリーへの充電も28〜29Aまで上がりました。
再びアイドリングへ戻すと、充電量は15〜20Aへ下がります。
メインバッテリー電圧が設定した25.5Vより下がらないように、走行充電器が充電量を調整しているように見えました。
私は、設定電圧まで下がれば充電が完全に止まるだけだと思っていたので、この動きを見たときは「この走行充電器スゲ〜!」と思いました。
通常走行中は、24Vで約30A、電力にすると800W弱の走行充電ができています。
12V 600Ahだった2022年は、走行中でも40A程度が無理なく使える範囲でした。12V換算で考えると、24V 30Aは約60A相当です。
ここで、ようやく納得できる走行充電システムになりました。
走行充電とソーラーで1,309Wを確認
2023年の北海道旅では、晴れた日に走行充電と480Wのソーラー発電が重なると、合計1,000Wを超えることがありました。
確認した最大値は1,309Wです。

多少電気を使っても、翌日が移動日なら走行中に大きく回復します。
12V 600Ahのときに感じていた、移動してもなかなか満充電へ戻らないストレスは減りました。
ただ、これで完成ではありませんでした。
2023年の北海道は30℃を超える日が続き、家庭用エアコンを使う日が増えました。
毎日移動する旅なら、翌日の走行充電で電気を戻せます。
しかし、我が家は一つのキャンプ場に数日から半月ほど滞在する旅です。
移動しなければ、走行充電はできません。
480Wのソーラーパネルでは、晴れた日中に家庭用エアコンを使うと、発電量と消費量がほぼ同じ。曇りや雨では、使った電気の方が多くなります。
その結果、2023年は充電だけを目的に2〜3時間走る「充電の旅」へ3回出かけました。
走行充電が強くなっても、滞在中に走らなければ使えません。
次に見直す必要があったのは、ソーラーパネルでした。
2024年|ソーラーパネルを480Wから1,350Wへ
2024年の北海道旅へ出発する前に、ソーラーパネルを450W×3枚、合計1,350Wへ載せ替えました。
ソーラーチャージコントローラーも、Renogy Rover 40AからRenogy Rover 60Aへ変更しています。
走行充電器とサブバッテリーは、2023年から同じものです。
晴れた日に走行すると、ソーラーが1,200Wを超え、走行充電が800W弱となり、合計2,000Wを超える充電も確認しました。
このときの表示と旅の様子は、別記事「途中2,000W超えの充電を記録して無事帰宅」に残しています。

2024年の稚内森林公園キャンプ場では21連泊しました。
滞在中に車を動かしたのは、草刈りのために場所を移したときと、YouTubeでも活動されているハーフゼロさんが約3km試乗したときだけです。
この2回以外はエンジンをかけず、外部電源も使わず、ソーラー発電だけで21連泊を終えました。
ソーラーパネルを増やした経緯と、480Wから1,350Wで何が変わったかは、次の記事で詳しく紹介しています。

晴れた日に家庭用エアコンを使いながら、どれくらい充電できたかはこちらです。

2025年・2026年も24V 300Ahを使い続けた結果
2023年に載せ替えた24V 300AhのサブバッテリーとTELUNの走行充電器は、2026年9月現在も使い続けています。
2023年以降、次のトラブルは起きていません。
- サブバッテリーや走行充電器の故障
- 発熱によるトラブル
- 接続不良
- 体感できる容量低下
稚内森林公園キャンプ場では、2025年に22連泊、2026年に21連泊しました。
両年とも、稚内に滞在した全期間を、外部電源と走行充電を使わず、1,350Wのソーラー発電だけで過ごしています。
ただし、24V 300Ahあれば、どのような天候でも電気が足りるということではありません。
2025年7月には、雨と強風が続き、翌朝の残量が50%を切りそうなところまで下がった日がありました。
→ 雨と強風でサブバッテリー残量が50%を切りそうになった日の記録

それでも天気が回復すれば、ソーラー発電で残量を戻せます。
→ 冷房を使いながらサブバッテリーが満充電になった日の記録

2026年にも、悪天候が続いて残量が50%まで下がったことがあります。
→ 悪天候続きでサブバッテリー残量が50%になった日の記録

このように、我が家の設備でも天候と電気の使い方によって残量は減ります。
そのときは、家庭用エアコンやIHコンロなどの使用を抑える、週間天気予報を見て天気の良い地域へ移動するなど、設備だけに頼らず使い方も変えています。
走行充電できない・充電量が安定しないときに我が家で起きたこと
我が家では、2021年から現在までに、走行充電に関係する複数の問題を経験しました。
| 起きたこと | 当時考えた原因 | 行ったこと |
|---|---|---|
| 車両側メインバッテリーが空になった | DC-DCコンバーター後の13.8Vを見て、12V走行充電器が充電を続けた | 走行充電を停止し、メインバッテリーを交換 |
| 30Aでは充電の回復が遅い | 12V 600Ahに対して充電量が小さかった | インバーターと調整式充電器を使う方式へ変更 |
| 40Aにするとメインバッテリー電圧が下がる | アイドリングや車両電装使用時にオルタネーターの余裕が少なかった | 通常は30Aへ下げた |
| ソーラー充電ができなくなった | ソーラー側のコネクタ不良 | コネクタを確認し、走行充電量を一時的に上げた |
| 滞在中に電気を戻せない | 移動しないため走行充電が使えず、480Wソーラーでは不足した | ソーラーを1,350Wへ増やした |
同じ「走行充電できない」という症状でも、原因は一つではありません。
走行充電器だけを見るのではなく、車両側メインバッテリーの電圧、オルタネーター、配線と端子、ヒューズ、充電器の設定、サブバッテリー側のBMSなどを分けて確認する必要があります。
旅仲間のキャンピングカーで走行充電しなくなったときの話も、別記事に残しています。
→ 独自システムで組まれた走行充電器のトラブルは長期旅や遠方旅では最悪の事態に

今の24V 300Ahが故障したらLiTimeへ載せ替える予定
現在使っている24V 300Ahのサブバッテリーには、今のところ不具合はありません。
そのため、正常に使えている間に交換したり、別のバッテリーを追加したりする予定もありません。
ただ、今のバッテリーに不具合が起きて交換が必要になった場合は、LiTimeの12V 320Ahを2台購入し、直列接続で使うことを考えています。
2台を直列にした場合は、24V 320Ahです。
12Vへ換算すると640Ah相当になります。
現在の24V 300Ahから、少しだけ容量を増やせる計算です。
LiTimeの現行12V 320Ah Miniは、1台4,096Whで、メーカー仕様では直列接続に対応しています。
我が家のコースターではまだ使っていませんが、キャンピングカー仲間の「yakulutomilumilu1101さん」と「とことん旅ぐらしさん」の2台に、LiTimeの12V 320Ahバッテリーを2台搭載した実績があります。
お二人のキャンピングカーの電気設備について相談に乗った内容と感想は、「なかじのキャンピングカー相談室」の「相談者様からのリアルな感想・レビュー」にも掲載しています。

ただ、私自身の車で長期間使ったバッテリーではありません。今のところは、現在の24V 300Ahバッテリーが使えなくなったときの載せ替え候補として考えています。
【LiTime 12V320Ah Mini Bluetooth付きリン酸鉄リチウムイオンバッテリー】を公式サイトで確認する
直列接続する場合は、同一モデル、同一容量、同じ充電状態のバッテリーを使用し、24Vシステムに適合する充電器や保護機器を確認する必要があります。
購入時には、その時点のメーカー仕様と取扱説明書をもう一度確認します。
キャンピングカーのサブバッテリー容量は旅の仕方から決める
以前の記事では、「24V車は300Ah、12V車は600Ahあれば十分」と書いていました。
我が家の使い方では、現在もこの容量で過ごせています。
ただ、すべてのキャンピングカーに同じ容量が必要とは限りません。
必要なサブバッテリー容量は、少なくとも次の条件で変わります。
- 家庭用エアコンを使うか
- 冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロなどをどれくらい使うか
- 1泊ごとに移動するか、同じ場所へ長く滞在するか
- 走行充電で何W戻せるか
- ソーラーパネルで日中に何W戻せるか
- 外部電源を利用するか
- 悪天候が続いたときに、電気の使い方を減らせるか
毎日長い距離を移動する人なら、走行充電が使える時間も長くなります。
週末に1泊するだけなら、我が家のような容量は必要ないかもしれません。
一方、同じ場所に何日も滞在し、冷蔵庫、PC、テレビ、家庭用エアコンを使う旅では、蓄えられる容量と同じくらい、毎日どれだけ戻せるかが重要になります。
我が家の場合、12V 600Ahから24V 300Ahへ変更したことで走行充電が改善し、さらにソーラーを1,350Wへ増やしたことで、滞在中の充電も改善しました。
サブバッテリーだけを大きくすれば解決したわけではありません。
まとめ|容量、走行充電、ソーラーを一緒に考える
我が家のサブバッテリーと走行充電は、2021年から次のように変わりました。
- 2021年は12V 600Ahと12V 60A走行充電器で始め、車両側メインバッテリーの電圧低下から走行不能を経験した
- 2022年は24V→AC100V→12Vの充電方法を試し、我が家では30A程度が無理なく使える範囲だった
- 2023年に24V 300Ahと24V 30A走行充電器へ変更し、通常走行時に800W弱で充電できるようになった
- 2024年にソーラーパネルを1,350Wへ増やし、充電だけを目的に走る必要がなくなった
- 2025年と2026年も同じ24V 300Ahバッテリーと走行充電器を使い続け、現在までトラブルは起きていない
最初からこの形が分かっていたわけではありません。
実際に旅へ出て、走行不能になり、充電量が足りず、変更しては使って確かめてきました。
私の旅の仕方では、24V 300Ahという容量だけでなく、走行中に800W弱、晴天時にはソーラーで1,300W近く戻せる現在の組み合わせが合っています。
ただし、必要な容量と充電方法は、車両と旅の仕方によって変わります。
今の設備で何日くらい過ごせるのか、どのような条件で電気不足になるのかを整理したい方は、無料の確認ガイドも参考にしてみてください。
→ 【無料版】キャンピングカー電気不足の確認ガイド

以上、おでかけ部のなかじがお届けしました。





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