キャンピングカーの水は何L必要?給水10L・排水10Lで長期滞在している我が家の水管理

水回り・トイレ
稚内に21泊してわかったこと

こんにちは。おでかけ部のなかじです。

キャンピングカーで長期旅をするとき、「水は何Lくらい積んでおけばいいんだろう?」と考える人も多いと思います。50L。100L。もっと大きなタンクを積んだ方が安心。そんなイメージもあるかもしれません。

でも、我が家のキャンピングカーに積んでいる車内用の給水タンクは、

10Lです。

排水タンクも10L。それでも、同じキャンプ場に1週間、10日、場合によっては20日以上滞在しながら生活しています。

なぜ10Lで足りるのか。理由は、水を全部ひとつのタンクで管理していないからです。

我が家では、

  • 車内の生活用水
  • 炊飯・コーヒーなどに使う水
  • シャワー用の水

を分けています。

さらに、しっかり食器を洗うときなどはキャンプ場の炊事場を使います。

つまり、

「キャンピングカーに何L積むか」だけで水を考えていません。

どこで補給するのか。何に使うのか。使った水をどう処理するのか。そこまで含めて考えています。

今回は、2019年から続けているキャンピングカー旅の中で、我が家が実際にどのように水を管理しているのかを紹介します。

シンク下に10Lの給水タンクと排水タンクが横並びになっている状態
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我が家は給水10L+排水10Lです

車内のシンク下には、

  • 給水タンク:10L
  • 排水タンク:10L

を横に並べて置いています。

給水タンクの水をポンプで吸い上げ、蛇口から出す仕組みです。

給水タンクからポンプへつながっている状態

車内の給水タンクを使うのは、

  • 洗顔
  • 手洗い
  • ちょっとした食器洗い
  • 米を洗う
  • 野菜を洗う
  • 歯ブラシを洗う

などです。

歯磨きのときは、歯ブラシを洗うのは給水タンクの水。口をすすぐ水は、2Lペットボトルの水を使っています。

器や箸、スプーン、ナイフ、包丁、まな板などを軽く洗う程度なら車内で済ませます。逆に、しっかり洗いたいときはキャンプ場の炊事場へ。自宅のキッチンと同じ感覚で、10Lの水をどんどん使っているわけではありません。

現在使っているのは、タンクの水を吸い上げて蛇口へ送るタイプのポンプです。

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10Lでも1週間から10日ほど使います

「10Lしかなかったら、すぐになくなるのでは?」と思うかもしれません。

我が家の場合、給水タンクの水を交換するのは、

だいたい1週間から10日ほど。

もしくは、その前に水がなくなったときです。4〜5日ほど滞在して別のキャンプ場へ移動するときは、残っている水を入れ替えて、新しい水を入れて出発します。

なので、

10Lを必ず最後まで使い切るわけではありません。

旅の予定に合わせて交換しています。10Lでこれだけ持つ大きな理由が、炊飯やコーヒーなどに使う水を別にしていることです。

炊飯・コーヒーなどの水は2Lペットボトル4本

我が家では、口に入る水をシンク下の10L給水タンクとは別にしています。使っているのは、

2Lのペットボトル4本。合計8Lです。

車内に積んでいる2Lペットボトル4本

主に、

  • 炊飯
  • コーヒー
  • 飲み物など

に使っています。

滞在中は2本、つまり4Lくらいを約2日で使う感じなので、だいたい2日に1度くらい水を汲みに行きます。同じキャンプ場に何日も滞在しているので、このくらいならそれほど面倒には感じません。

車内で使う水と、炊飯やコーヒーに使う水を分けているので、10Lでも足りています。

別のキャンプ場へ移動するときは8L満タンにします

同じキャンプ場にいる間は、必要になれば水を補給できます。でも、別のキャンプ場へ移動するときは、2Lペットボトル4本すべてに新しい水を入れて出発します。

つまり、

飲食に使える水を8L確保した状態にします。

これは目的地までの水というより、

途中で予定が変わっても困らないためです。

旅をしていると、最初に考えていたキャンプ場へ行かないこともあります。途中で違う場所に行きたくなったり、目的地を変更したり。そんなときでも水が8Lあれば、すぐに給水場所を探す必要はありません。

車内用の10Lタンクも入れ替えてから移動することが多いので、移動するときはシャワー用を除けば最大18Lほどの水を持っていることになります。

車内の10L給水タンクの水は飲みません

シンク下の10L給水タンクの水は、基本的に飲みません。洗顔や手洗い、食器の軽い水洗い、米や野菜を洗うときなどに使っています。

歯磨きでは、歯ブラシを洗うのはこちらの水。口をすすぐ水は2Lペットボトルから使っています。飲み物や炊飯などに使う水も、2Lペットボトルからです。

この形にしていると、ペットボトルを見れば、

飲食に使える水があと何Lあるかすぐ分かります。

管理も簡単です。

水道水なら1週間から10日、状態によって早めに交換します

水の補給は、基本的にキャンプ場でしています。水道水なら、その水を10Lの給水タンクへ入れて使っています。

これまでの使い方では、水道水なら1週間から10日ほど使っていても、タンク内にぬめりなどが気になることはほとんどありません。

一方、湧き水や井戸水などを使ったときは、水道水より早くぬめりが出たことがあります。そんな場合は、

4〜5日程度で交換することもあります。

「必ず何日で交換」と決めているわけではありません。ぬめりが出そうなら早めに交換し、移動前なら残っていても新しい水に入れ替えます。

飲食に使う水は少し慎重に扱っています

キャンプ場の水については、表示や水の状態を確認しながら使っています。我が家では、キャンプ場で汲んだ水をそのまま飲むことは基本的にありません。

お酒の水割りなどに使う場合も、一度沸騰させた水を冷ましてから使っています。

氷などに使う場合も、

表示や水の状態を確認しながら扱っています。

キャンプ場によって、水道水だったり井戸水だったりします。そのため、「キャンプ場にある水だから全部同じ」とは考えないようにしています。

シャワー用の10Lは普段は空です

車内シャワーで使う水も、シンク下の給水タンクとは別です。シャワー用には10Lのポリタンクを使っています。

ただ、

普段から10Lの水を入れて持ち歩いているわけではありません。

タンクは空です。シャワーを浴びるときだけ水を汲み、そこへヒーターを入れてお湯を作っています。

我が家の場合、シャワー1回に実際に使う水は約9L。10L入れて、頭と身体を洗い終わると少し残ります。

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つまり、我が家ではシャワーのために常時10kgの水を余分に積んで走っているわけでもありません。

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我が家の水をまとめるとこうなります

用途容量普段の使い方
車内シンク用給水10L洗顔・手洗い・軽い食器洗い・米や野菜洗いなど
車内シンク排水10Lシンクで使った水を受ける
炊飯・コーヒーなど2L×4本=8L飲食に使う水として別管理
シャワー用10L普段は空。シャワー時だけ給水

全部の水を、ひとつの大きなタンクへ入れているわけではありません。

シンク用、飲食用、シャワー用で分けています。

そのため、シンク用は10Lでも今のところ足りています。

排水タンクも10Lにしている理由があります

シンク下の排水タンクも10Lです。もっと大きなタンクにすることもできます。でも、今のところ大きくするつもりはありません。

10Lなら、シンク下から出して炊事場まで持っていくのも、それほど大変ではありません。

我が家では、車内キッチンも基本的にはキャンプ場の炊事場と同じような使い方をしています。シンクで使った水を10Lの排水タンクで受け、滞在先のルールに従って処理します。

炊事場で処理する場合も、人がご飯を作ったり洗い物をしたりする時間帯は外しています。空いている時間に持っていって処理する。10Lなら短時間で終わります。

なお、排水の扱いはキャンプ場によってルールが違います。

どこのキャンプ場でも炊事場へ流していい、という意味ではありません。

その場所のルールを確認して処理することが前提です。

20Lにすると水だけで約20kgになります

排水タンクの容量だけを考えれば、大きい方が交換回数は減ります。でも、水は重いです。

1Lなら約1kg。10Lなら約10kg。20Lなら約20kg。それをシンク下から取り出し、処理する場所まで運びます。

私なら、

20L、30Lと溜めるより、10Lのうちに持っていって処理する方が楽です。

排水タンクを10Lにしているのは、この扱いやすさも理由です。

排水タンクはぬめりやカビ対策もしています

排水タンクは、使っているうちにぬめりや臭いなどが気になることがあります。我が家では、キッチン用ハイターを少量使って、ぬめりやカビなどを抑えています。

これは、現在我が家で実際に行っている方法です。使用する製品やタンクの材質などによって扱いは変わるため、同じことをする場合は製品表示や使用上の注意を確認してください。

しっかり食器を洗うときは炊事場へ行きます

車内にシンクがあるからといって、全部そこで済ませようとはしていません。

軽い食器洗いは車内。しっかり洗うなら炊事場。そんな感じで使い分けています。

これも10Lの給水で長く過ごせる理由のひとつです。

車内で全部済ませようとはしていません。

キャンプ場に炊事場があるなら、普通に使います。その方が楽ですし、車内の水も減りません。

水道ポンプが壊れても、それほど困りませんでした

2026年の北海道旅では、水道ポンプが故障したこともありました。車内の蛇口から水が出なくなります。

でも、我が家の場合はそれほど困りませんでした。キャンプ場に滞在しているので、手洗いや食器洗いなら炊事場があります。

炊飯やコーヒーに使う水は、そもそも2Lペットボトルで別に持っているので、車内の蛇口が使えなくても普段の生活は続けられました。

普段から水を分けて使っていたことが、こんなときにも役立ちました。

我が家では大容量タンクは必要ありません

キャンピングカーには、100Lを超えるような大容量の給水タンクを積んでいる車もあります。

水道のない場所へ何日も行くなら、大きなタンクは便利だと思います。車内だけで水まわりを完結させたい。シャワーも大きな給水タンクから使いたい。そんな旅なら、大容量タンクが必要になるかもしれません。

でも、我が家の旅は基本的にキャンプ場へ滞在します。水道や炊事場も使います。だから、何日分もの水を全部キャンピングカーへ積んで走る必要はありません。

必要な分を積む。水が少なくなったら補給する。排水タンクがいっぱいになる前に、炊事場が空いている時間を見て処理する。

今の旅のスタイルでは、このやり方が合っています。

100L積めば、水だけで約100kgです

水は1Lで約1kgです。100Lなら、水だけで約100kg。

キャンピングカーには、水以外にもいろいろなものを積みます。

なので私は、

「積めるからたくさん積む」ではなく、本当にその水を持って走る必要があるのか

も考えています。

我が家の場合、移動時に基本となるのは、

  • 車内シンク用:10L
  • 飲食用:最大8L
  • シャワー用:普段は空

です。

今のところ、このくらいで困っていません。

我が家は「何L積むか」より、どこで補給できるかを見ています

キャンピングカーの水を考えるとき、「何Lのタンクがあれば安心?」という話になりがちです。もちろん容量も大事です。

でも、我が家の場合は、

「何L積むか」より、どこで補給できるかを見ています。

キャンプ場に水がある。炊事場が使える。そこなら、最初から何日分もの水を積んで行く必要はありません。

逆に、水を補給できない場所へ行くなら、その分は最初から持って行く必要があります。同じキャンピングカーでも、どこへ行くかによって必要な水の量は変わります。

車内でやることと、炊事場でやることを分けています

北海道の無料キャンプ場で長期滞在する記事でも書きましたが、私が長く滞在できるかを見るときに考えているのは、

そこで普段の生活を続けられるかどうか。

です。

水も同じです。車内で軽く食器を洗う。しっかり洗うなら炊事場へ行く。水が少なくなったら補給する。

シャワーを浴びたい日は10Lだけ水を汲む。排水も、その場所のルールに合わせて処理する。

今はこの使い方で落ち着いています。

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まとめ|給水10L・排水10Lでも長期滞在できています

我が家のキャンピングカーに積んでいる車内用の給水タンクは10L。排水タンクも10Lです。

炊飯やコーヒーなどに使う水は、2Lペットボトル4本で別管理。シャワー用の10Lタンクは普段空で、使うときだけ水を入れます。

車内の10L給水タンクは、1週間から10日ほど使うこともあります。

数字だけを見ると、

「10Lしかない」

ように感じるかもしれません。

でも、私自身は少ないとは感じていません。必要な分だけ積んで、なくなる前にキャンプ場で補給しています。

しっかり食器を洗いたいときは炊事場へ。排水も10Lなので、持っていくのがそれほど大変ではありません。

キャンピングカーの水は、

「何L積めば正解」

というものではないと思います。

水道のない場所へ行く人と、我が家のようにキャンプ場へ滞在する人では、必要な量は当然違います。

我が家の場合は、大きなタンクより、10Lを持ち運んで処理できる方が使いやすいです。

そして何より、

「何L積むか」より、どこで補給できるか。

こちらを見ています。

今の旅のスタイルでは、この形が一番合っています。

これからキャンピングカーの給排水設備を考える方や、長期旅で必要な水の量を考えている方の、ひとつの参考になればと思います。

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