こんにちは。おでかけ部のなかじです。
冬の車中泊。現地に到着して、さて寝る準備をしようと思ったら……。
「あれ? 暖房器具を持ってくるのを忘れた!」
なんてことになったら、どうしますか?
車中泊では、ちょっとした忘れ物をすることもあります。でも、それが冬の暖房器具だったら、かなり困りますよね^^;
我が家のキャンピングカーには家庭用エアコンとFFヒーターが組み込まれているので、暖房器具を忘れた経験はありません。
でも、もし暖房器具を忘れてしまったら、手持ちの荷物で何かできることはないだろうか。
そんなことを考えて、Instagramのリールで「冬の車中泊|暖房器具を忘れた‼️ 今夜どうする!?」という動画を作りました。
今回は、そのリールで紹介した4つの応急防寒対策について、もう少し詳しく紹介します。
なお、これから紹介するのは、私が暖房器具なしで実際に試した方法ではありません。手持ちの物で寒さを少しでも和らげるための工夫です。

手持ちの物でできる応急防寒ワザ4選
暖房器具がなくても、持っている物を工夫して使えば、寒さを多少和らげられるかもしれません。
今回は、冬用の寝袋など、基本的な車中泊装備は持っているという想定で考えています。
① カーテンなどで車内空間を小さくする
まずは、寝る場所をできるだけコンパクトにする方法です。
車中泊では、運転席から後部座席、荷室まで大きな空間がつながっている車もあります。そこで、サンシェードで窓を覆ったり、カーテンで運転席側と寝る場所を仕切ったりします。

窓から伝わる冷たさや、車内の空気の動きを少しでも抑えるための工夫です。
もちろん、空間を仕切るだけで車内が暖かくなるわけではありませんが、何もしないよりは試してみる価値がありそうです。
実は、この「空間を小さくする」という考え方、我が家のバスコンでも取り入れています。
詳しくは後ほど紹介しますね。
② 寝袋の足元に着替えやタオルを詰める
寝袋に入ったとき、足先から寝袋の先端まで、余分な空間ができることがあります。
そのすき間に、着替えやタオルを軽く詰めるという方法です。

寝袋の足元に余っている空間を小さくすることで、足先の冷えを和らげる効果が期待できます。
海外のアウトドア用品専門店REIでも、寝袋の余分な空間に衣類を入れる工夫が紹介されています。
ただし、詰め込みすぎて寝袋の中綿を押しつぶしてしまうと、かえって保温性が下がることもあります。
寝袋の足元に余裕がある場合に、ちょっと試してみたい方法ですね。
③ 寝袋の上に上着を重ねる
冬の車中泊なら、ダウンジャケットや厚手の上着を持っていることもあると思います。
寝るときに使っていない上着があれば、寝袋の上から掛けてみるという方法です。
毛布を1枚追加するようなイメージですね。

上着を重ねることで、身体の周りの熱が逃げるのを抑える効果が期待できます。
ただし、あまり重いものを何枚も掛けて、寝袋を押しつぶしてしまわないようにしたいところです。
手持ちの上着をそのまま利用できるので、比較的簡単に試せそうな方法です。
④ タオルを腹巻き代わりにする
最後は、タオルを腹巻きの代わりにする方法です。
タオルをお腹や腰の周りに巻いて、身体を覆うものを1枚増やすという考え方です。

普段はタオルとして使っている物でも、こうすればちょっとした防寒対策になります。
もちろん、本物の腹巻きと同じような保温効果があると確認したわけではありません。
それでも、暖房器具がなく、少しでも寒さを和らげたいときには、こんな使い方も考えられます。
我が家のバスコンでも、車内を仕切る工夫をしています
ここまで紹介した4つの方法のうち、我が家で実際に取り入れている考え方に近いのが、最初の「車内空間を小さくする」という方法です。
現在乗っているキャンピングカーは、トヨタのコースターを自分で改装したバスコンです。
バスなので車内は広いのですが、この広さが冷暖房を考えるうえでは難しいところなんですよね。
夏は冷房、冬は暖房を使いますが、車内全体を快適な温度にしようとすると、それだけ広い空間を冷やしたり暖めたりしなければなりません。
これは、バスコンを製作するときから分かっていたことでした。
そこで我が家では、車両の後ろ半分を居住空間にするレイアウトにしました。
車内の中ほどに壁を設け、通路部分はカーテンで仕切れるようにしています。
こうすることで、冷暖房を使う空間を小さくしているわけです。
我が家には家庭用エアコンとFFヒーターがありますが、広いバス全体を同じ温度にする必要はありません。
普段過ごす後方の居住空間を快適にできればいい、という考え方です。
これは暖房だけでなく、夏の冷房でも同じです。
今回のように暖房器具を忘れた場合とは条件が違いますが、車内の空間を仕切るという発想は共通しています。
カーテンひとつでも、使い方によっては役立つことがあるんですね。
我が家で実際に使っている家庭用エアコンとFFヒーターの使い分けについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事: キャンピングカーのエアコン暖房とFFヒーターはどう使い分ける?実際の使い方と電気の判断

冬の車中泊は、出発前の準備も大切です
今回は暖房器具を忘れたという想定ですが、やっぱり一番いいのは忘れないことですよね^^;
持ち運び式の暖房器具を使っている場合は、出発前に積み忘れがないか確認しておきたいところです。
また、暖房器具があっても、燃料や電源が足りなければ使えなくなることがあります。
暖房の準備だけでなく、寝袋や防寒着がその日の気温に合っているか、宿泊予定地の夜間から朝方にかけてどれくらい冷え込むのかも確認しておくと安心です。
冬の車中泊で使う暖房には、FFヒーターや電気を使う暖房など、いろいろな方法があります。
我が家で実際に使用している暖房設備も含め、選び方については次の記事で紹介しています。
関連記事: 車中泊の暖房は何を使う?実際に使って分かった暖房方法と選び方

それでも寒くて無理なら、即撤収!
さて、今回は暖房器具を忘れたときに、手持ちの物でできる4つの応急防寒対策を紹介しました。
どれも特別な道具を必要としない方法ですが、あくまでも寒さを少しでも和らげるための工夫です。
これだけで真冬の寒さをしのげるとは限りません。
寒くてとても眠れそうにない。防寒対策をしても寒さに耐えられない。
そんなときは、無理をして車中泊を続ける必要はありません。
安全に移動できるなら、車中泊を中止して暖かい場所へ移動するのが一番です。
もし雪や路面凍結などで車を動かせない場合は、無理に走らず救援を求めることも考えましょう。
どうしても移動できず、緊急的に暖を取る必要がある場合には、眠らずにエンジンをかけて車の暖房を使うことも選択肢のひとつです。ただし、起きていても一酸化炭素中毒の危険はあり、特に雪でマフラーが塞がれるおそれがある場合など、排気の安全を確認できない状況では使用せず、救援を求めてください。
車中泊は、寒さを我慢するためにするものではありませんからね^^;
ということで、今回のInstagramリールでも最後に入れた言葉がこちら。

せっかく車中泊に来たのだから、何とか一晩過ごしたい。
そんな気持ちになることもあるかもしれませんが、無理をして体調を崩してしまっては意味がありません。
いろいろ工夫してみても、寒くて無理なら即撤収!
冬の車中泊では、これくらいの気持ちでいた方がいいと思います^^




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